セルフレジからレジなしへ。
日本でも、ローソンやNTTデータが開発を進めている「レジ無し小売店」。その火つけ役となったのがAmazon(アマゾン)の小売店「Amazon Go」ですが、そのレジなしシステムが他社にも販売される計画であると海外で報じられています。Amazon Goは、商品を選んで、専用のゲートを抜けるだけで会計できるAmazon(アマゾン)の無人小売店。
取った商品をカメラで判断→顔パスで後から請求

Reutersの報道によると、レジ無しシステムの導入をすでに契約した小売店もあるとのこと。このシステムは「Just Walk Out」と名付けられ、Amazonのウェブサイトでも新規契約を募っています。
Just Walk Outは天井に設置するカメラと、棚の重さセンサーを組み合わせることで、顧客がどの商品をピックしたのかを追跡します。そして、そのまま出入り口の専用ゲートを通過すると、顧客のAmazonアカウントから自動で支払いが行なわれる仕組みです。ただし他社の小売店では、このゲートにクレジットカードを挿入して支払うといったカスタムがくわえられることも報じられています。
最初は空港から?
Amazon Goはすでにアメリカの26拠点にて店舗が運営されており、さらに他小売店へのAmazon Goシステムの導入も、以前から報じられていました。ロイターによれば、空港のショップなどが最初の導入例になるかもしれないそうです。
Amazon Goといえば、Amazonアカウントやクレジットカードが持てない顧客向けに現金支払いの手段を用意したりと、新たな小売店の姿としてなにかと注目されています。
オンラインのマーケットプレイスだけでなく、オフラインの小売もやっぱりAmazonなのか…。