って言いたい!
3月18日の夜、Appleから新しいMacBook Airが発表されました。クアッドコアのプロセッサが選べるようになり、ストレージも128GBスタートだったのが256GBスタートに。しかも最新のシザーキーボードを採用です。にもかかわらず価格は据え置きどころかけっこうお安くなったんですよね。
「手ごろな値段だけどちゃんとMacが楽しめる」という意味では、僕らのMacBook Airがやっと帰ってきた!と感じざるを得ません。
というわけで、先行してハンズオンすることができたので、去年までのAirと比べていきましょう。
キーボードだけ刷新、あとはいつものカッコよさ

筐体はほとんどこれまでのAirと変わりません。40g重くなり、0.5mm厚くなりましたが、持ってくらべてもほとんどわかりませんよ。

厚みの違いを感じるには、Airをひらいてここを指でなぞるのが一番わかりやすい。写真ではわかりづらいですが、さわると確実に段差を感じます。
そのほか、ディスプレイやオーディオまわりは前モデルのAirから変わりません。


さて、今回のAirから搭載されたシザーキーボード。16インチMacBook Proのものとほぼ同じ押し心地です。2018年モデルの第3世代バタフライキーボーと比べると、キーの背が高いのがわかります。


出ました、これ。16インチMacBook Proと同じく矢印キーが逆T字型に。左右キーの上に空白があるので、ノールックでも押し間違えません。やっぱこれだよなぁ。
バタフライキーボードにくらべてシザーキーボードのほうストローク(キーが沈む深さ)が深いので、よりしっかり押し込むようにタイピングすることになります。僕は打鍵が強いタイプなので、バタフライよりもシザーが好みです
タイプ音をくらべてみました。2018年モデルの第3世代バタフライキーボードと比べると、意外にタイプ音は差がないですね。第2世代バタフライキーボードと比べるとやはりシザーキーボードの方が静かに聞こえます。


Touch IDもこれまでのAirとちょっとだけ違います。光沢仕上げだったのが、他のキーに合わせてマットな仕上がりに。なるほど、これで指紋が残らないってわけか。ちなみに16インチMacBook Proもマット仕上げです。
スペック底上げで安心のお値段、これぞAirって感じ

今回、Airでは初めてクアッドコアのプロセッサを選択できるようになりました。クアッドコアを選択することで一世代前とくらべて最大2倍高速な処理が手に入ります。グラフィックも一世代前とくらべて80%高速化しました。
そのほか長らく128GBスタートだったストレージも256GBスタートに。地味にメモリも高速なものになったり、Bluetoothも5.0に対応したりと、MacBookシリーズのエントリーモデルとして十分なスペックに底上げされました。
にもかかわらず、一番安いモデルが10万4800円(税別)、学生であれば学割で9万3800円で10万円を切ります。
13万3800円だった2018年モデルが、MacBook Proの下位モデルに近い値段で困ってしまったことを思い出すと、やっと迷わず買えるAirが帰ってきた!とうれしくなっちゃいます。うちの親とか友達とか、新しく大学生になるいとこに激推ししちゃお。
Air、おかえり!