開催中止のSXSW、スタッフの1/3を解雇

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開催中止のSXSW、スタッフの1/3を解雇
Photo: GSPhotography / Shutterstock.com

今月13日から22日まで、テキサス州オースティンで開催予定だったSXSW。新型コロナウイルスの影響で開催中止となりました。

お祭りなしとなれば、向き合わねばならないのが人とコストの問題。SXSWのフルタイムスタッフの約1/3が解雇されたことが明らかになりました。地元メディアのCultureMap Austinによれば、解雇された多くは音楽部門のスタッフだとのこと。

米GIzmodoの取材にて、SXSW担当者は以下のように回答。

「オースティン市からの、予測不可能かつ前例のないSXSW 2020中止要請により、SXSW運営は厳しい業務見直しを迫られており、その結果人員削減を免れない状況となりました。本日付で、フルタイムスタッフの1/3を解雇いたしました。ライブイベント業界に従事する人ならわかるかと思いますが、SXSW規模のイベント開催には高い信頼関係が必須であり、早い段階で解雇せざる得ない今回の状況は本当に無念としか言いようがありません。しかし、これは未来のために必要な決断なのです」

ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)でテキサス州担当記者も、SXSW担当者の言葉として、ツイッターで同内容を報じています。

毎年3月に開催されるSXSWは、オースティン市の最も大きなイベントの1つであり、市場規模は3億5000万ドル(去年の主催者発表)。開催中止は地元ビジネスに、ひいては市民に大きな打撃となります。

SXSWの共同創設者兼最高責任者のRoland Swenson氏は、ネタ元のWSJに「パンデミックには参加しない。『キャンセルはない、問題なし』という気持ちでいたのに」とコメント。パーフォーマーやアーティスト、販売会社からイベント会場まで多くの人を巻き込むイベントだけに、Swenson氏は参加予定だった人々を案じており「1番心配なのは協力してくれた人々、これが彼らの未来にどう影響するのかまだなんとも言えない」「来年は開催予定だが、どうしていくかはまだ未定」と語っています。

SXSW 2020も、年内延期開催やバーチャル開催など、対応を模索中と言いますが、WSJも言うように、スタッフ1/3を解雇するほどの資金状況ではそれも難しいのかもしれません。

Source: WSJ

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