THETAの流れをくむヤツなんです。
新たなメーカーから、新たな全天球(360度)カメラが登場しますよ。ベクノスが開発を発表したコイツ(名前はまだない)は、太いペンにも細いマイクにも見えるスタイルながら、サイドに3つ、トップに1つのレンズを搭載した新スタイルの全天球カメラ。いままでの全天球カメラは、前後に1つずつのレンズを用いたタイプが主流でしたが、コイツはまったく新たな光学系を用いたものとなるみたい。
ベクノスは、リコー・THETAの開発コアメンバーが中心となって発足したリコーの関連会社となるハードウェアスタートアップカンパニー 。リコーの子会社でありながら、THETAコアメンバーはベクノスとして独立。リコーという大企業がもつリソースのポテンシャルを解き放つために設立された日本の企業なんですよ。
デモ動画を見る限り、スティッチングラインがまったく目立たずに素晴らしい! パープルフリンジもありません。ただ写真だけをアピールしているのが気になる。もともとTHETAは360度全天球写真のクオリティに秀でたシリーズでしたが、もしかしたら動画は二の次とするのかもしれませんね。ベクノスの全天球カメラは2020年中に発売予定です。
Source: ベクノス