新型コロナ禍で最も価値を上げたガジェット=「外部ディスプレイ」かも

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  • author 照沼健太
新型コロナ禍で最も価値を上げたガジェット=「外部ディスプレイ」かも
Photo: 照沼健太

ここに来て、最重要ガジェットの座に躍り出た?

テレワークの増加に伴って需要が高まり続けているディスプレイ。そして。その波は仕事だけではなく、ホビー用途にも及んでいるようです。

というのも、ニューヨーク・タイムズの記事によると、新型コロナウイルス以降、NetflixやYouTube等のモバイルアプリ経由での視聴は鈍化し、ブラウザ経由での視聴が増加しているのだとか。

つまり世界的に“大きなディスプレイが持つ効率性や、その快適性が見直されているということでしょう。

実は僕も、2019年末に外部ディスプレイを購入し、デュアルディスプレイ環境を導入したばかり。結論から言うと「もっと早く導入しておくべきだった」と大満足しています。

2台のMacを同時に使ってわかった、外部ディスプレイの必要性

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Photo: 照沼健太

そもそも、僕がなぜデュアルディスプレイ環境の導入を決めたのか。それは2台のMacを同時に使用していたことがきっかけでした。

当時、iMac Proをメイン機として、MacBook Pro 13インチをサブ機として利用していました。しかし、気がつくと次のような感じで、MacBook Proがメイン機の役割を果たすことが多くなっていたのです。

iMac Pro:資料(WebサイトやYouTube)閲覧用

MacBook Pro:企画や編集、執筆作業用

写真レタッチや、動画編集などの際は従来通りiMac Proがメイン機となっていましたが、それ以外の用途においては、MacBook Proを利用する機会が多くなったのです。

そこで気づいたのが「デスクトップクラスのラップトップ(MacBook Pro)と、高品質な大型ディスプレイを組み合わせればいいじゃん」というもの。

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Image: Apple

そこから2〜3年ほど、お金を貯めながら、アップルの純正ディスプレイが出るのを待ち続けました。

そしてようやく出たのが「Pro Display XDR」。そう、約60万円ほどする、とても高いやつです。発表時、予算より20万円ほど高くて流石に心折れかけましたが「何年も待ったんだから」と気合いを出して、なんとか買いました…!

ケーブル1本でOK。外部ディスプレイ導入は楽勝

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Photo: 照沼健太

これが最近の僕のメイン環境です(実際はディスプレイ両脇にスピーカーを設置します)。

1本のThunderbolt 3ケーブルでディスプレイとMacBook Proを繋ぐだけで、自動的に画面表示とMacへの給電が行なわれます。

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Image: 照沼健太

mac OSは環境設定から接続しているディスプレイの位置関係を調整できるのですが、僕はこんな感じにセットしています。

簡単に説明すると、MacBook Pro 15インチの画面上部にポインタを持っていくと外部ディスプレイにポインタが移動する仕様。そう、iMac ProとMacBook Pro 13インチでやりたかったことが、やっとできるようになりました。

外部ディスプレイを導入して感じた4大メリット

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Image: Willie B. Thomas

さて、外部ディスプレイを導入して数カ月体験し、そこで感じた大きなメリットが次の4つです。

1.姿勢に無理がなくなるので、疲れにくい

PC作業においては、ディスプレイの上辺を目線の高さにするのが良いと言われています。実際に背筋を伸ばしながらこのセッティングで仕事をすると、目の前に自然と画面が広がり、姿勢としてとにかく楽になるのを感じます。

今後テレワークが長期化すると、姿勢を原因とする健康問題が増えていくことでしょう。健康は最大の資産。その対策は早めにしておきたいところです。

2.データが一覧できるので、広い視野で作業できる

複数の資料を並べたり、作業領域と資料領域を切り分けたりできるのは、大画面の大きな魅力。そこにラップトップPCの画面が一つ加われば、バリエーションはさらに広がります。

3.ウインドウ操作が減り、作業スピードが向上する

たくさんの情報を表示することによるメリットは、操作の削減にもつながります。「あのウインドウはどこだっけ?」と探す手間が大きく減るため、余計な動きや時間を減らすことができるようになるからです。

これにより、経理処理、入稿作業など、多数のデータを扱う仕事が素早く行なえるようになりました。クリエイティブワークのみならず、事務作業が楽になるのは予想外でした。

4.作業に最適な画面サイズを選べる

ラップトップPCと外部ディスプレイを組み合わせたデュアルディスプレイ環境ならではのメリットがこちら。

ここまで外部ディスプレイを使うメリットを紹介してきましたが、一概に「画面が大きければいい」ということはありません。大画面でたくさんの情報を表示させるということは、場合によっては集中力を散漫にしてしまうことにもつながるからです。

シングルタスクのメリットを最大限に発揮するためには、ラップトップの小さなスクリーンにアプリケーションを全画面表示する方が良いケースだって少なくありません。例えば原稿執筆なんかは、できるだけ集中して行ないたい作業です。

そんなとき、ラップトップPCと外部ディスプレイのデュアルディスプレイ環境なら、作業内容に合わせてメイン画面を柔軟に選ぶことができます。

仕事だけじゃない! NetflixやYouTubeがさらに楽しくなる

そして仕事以外で感じているのが、とにかくNetflixやYouTubeが楽しくなったこと。

MacBook Proの15インチディスプレイで観ていた頃とは段違い、目の前にある32インチの大画面はサイズを超えた大迫力です。

先日、日本でも「ディズニー+」が2020年後半からサービス開始するというニュースが発表されました。映画館に集まることが難しい現状においては、今後Netflix等のオンデマンド映像サービスの重要性はさらに上がっていくことは間違いないでしょう。

「自宅にテレビがない!」という僕のようなユーザーにとっては、外部ディスプレイは仕事だけでなくエンタメも加速してくれる頼もしいアイテムです。

それを言い訳に、ちょっと良い物を購入して損はしないと思います。

今後、ディスプレイは重要なコミュニケーションツールになる?

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Image: chee gin tan

さらに、Zoom会議やリモート飲み会なども話題となっているように、今後ディスプレイはコミュニケーションツールとしても重宝されていくことが予想されます。

カメラ、スピーカー、マイク、そしてディスプレイ。これらは、今後さらなる重要ガジェットとなっていくのかもしれません。

仕事もプライベートも。これからのおうち環境を充実させる最重要ガジェットのひとつとして、ディスプレイ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

Pro Display XDR ほしい?

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