今、もっとも必要とされている機能。
ゲーマー向けのチャットツールとして扱われつつ、最近はその便利さから在宅ワーカーの間で仕事にも使われるようになりつつあるDiscord(ディスコード)にナイス機能が追加されそう。
WFH=在宅勤務あるあるなんですが...ウェブ会議中に子どもの声がする。犬の鳴き声が聞こえる。ピンポンがくる。とにかく、周辺環境の音がめっちゃする!
ビームフォーミングマイク搭載のヘッドフォンなど、すでに通話チャット用の設備に投資済みという人以外、苦労がつきない今日この頃。そこで、神アップデートのお知らせです。Discordに周辺ノイズを消す機能をベータでリリースしました。
Discordは、機械学習で周辺音を認識、消去するサービス・アプリを展開するKrispと提携して、周辺ノイズをカットする機能をベータで提供すると公式ブログで発表しました。先週金曜日から、Discordデスクトップ版で使うことができます。モバイル版はただいま開発中とのこと。
ユーザーのプライバシにも配慮して、Krispの新機能をONにしてもユーザーのデータがKrispのサーバに送信されることはないとブログで名言しています。「音声データ、ユーザー情報、動画データなど、一切のデータが送られることも、Discort外で共有されることもない」
Discordいわく、今年の初めから米国内の音声通話ユーザーは50%増加。スペインでは2倍に増加、イタリアでは3倍近いとのこと。新型コロナの影響で、音声通話サービスは、今、かつてないほど需要が高まっていますね。Microsoftも、人工知能による周辺音カットの機能を開発中で、Teamsで今年後半から利用可能予定です。
Source: Discord