ついに発表!
スター・ウォーズの新作ドラマ『マンダロリアン』やアニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』のファイナル・シーズンで話題を呼び続けるディズニーの動画配信サービス「Disney+」。その日本でのサービス開始が2020年後半になることが、アメリカのThe Walt Disney Companyのプレスリリース内で明らかとなりました。
実は「Disney+」はこれだけ話題になっているにも関わらず、つい最近まで北米とオセアニア、あとオランダ(テスト配信地だった)だけでの展開だったのですが、3月末にさらにイギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストリア、スイス、インドでサービスを一気に開始しました。
その結果、2月の発表では2860万人だった会員数が、ぐぐっと増えて5000万人を突破とかなり好調な様子。そして今年は日本の他、西ヨーロッパとラテン・アメリカの全国にサービスを展開予定とのことなので、まだまだ会員数は増えそうですね。
で、「Disney+」って「ディズニーデラックス」と何が違うの?
ここで気になってくる人が多いと思うので、今回の記事で話している「Disney+」と日本で展開している「ディズニーデラックス」の違いを紹介しておきましょう。
日本はすでに配信サービス「ディズニーデラックス」は、ウォルト・ディズニー・ジャパンがNTTドコモとタッグを組んで独自に展開している配信サービスであり、要するに別物として展開されています。
また「ディズニーデラックス」ではスマートフォン/タブレット向けアプリ(『ディズニーDX』、『スター・ウォーズDX』、『マーベルDX』)を通じてインタビュー記事などの日本オリジナルのコンテンツを配信していたりもします。
また、「Disney+」は親会社であるディズニーが21st Century Foxの買収を行った関係で、フォックス系のコンテンツであるアニメ「シンプソンズ」やその他のフォックス系作品も多数配信中ですが、今の所「ディズニーデラックス」はあくまでディズニー系作品のみの展開。
また、「Disne+」で配信中のオリジナルコンテンツの『マンダロリアン』は、「ディズニーデラックス」でもありがたいことに配信中ですが、それ以外の『クローン・ウォーズ』のファイナル・シーズンなどはまだ上陸していません。
と、似ているようでちょっと違う「Disney+」と「ディズニーデラックス」。「Disney+」が始まったらそちらに統合される可能性もありますが、今のところは発表はありません。2つサービスが並行して展開される可能性も十分にあるでしょう。
また、インドの「Disney+」はインドの配信サービスである「Hotstar」を介して展開されており、もしかするとその前例に則って、「ディズニーデラックス」の中に取り込まれる可能性もあるかもしれません。
とにかく、「Disney+」の日本上陸がついに発表となったのは最高に嬉しいニュース。世界の状況がこんな具合なので、予定が変わる可能性も大いにあると思いますが、年内のローンチを楽しみにしておきましょう!
Source: The Walt Disney Company