オーラルケアにガチな私が、最適な「口腔洗浄器」に出会うまで

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  • author Rina Fukazu
オーラルケアにガチな私が、最適な「口腔洗浄器」に出会うまで

歯磨きだけじゃ不安なときはー。

新型コロナウイルス対策の一環として、厚労省から緊急性のない歯科治療は延期を考慮するよう呼びかけがありました。私が暮らしているスイスでは歯科治療に保険が効かないケースも稀ではなく、日頃から前のめり気味にいろいろな虫歯対策を試してきたので、今回はそのなかで出会ったガジェットについて紹介させてください。

上の画像は、そんなこんなで愛用している自宅用オーラルケアグッズ。本気で虫歯を避けたいので、食事は砂糖の摂取を控えたり、間食がわりにノンシュガーのキシリトールガムを噛んだり。歯磨きには音波振動のフィリップスソニッケアーを使い、寝る前はデンタルフロスを1本1本の歯間に通し、最後にフッ素ジェルを塗っています。

ただ、それでもアプローチできているか不安だったのが、2本の親知らずでした...。

歯磨き+新ガジェット

たまに鏡の前に立ち、口をアーって開いてみるのですが一度も見えたことのない埋伏の親知らず。痛みこそないものの、知らぬ間に虫歯ができたらどうしましょ、と悩むことも。お世話になっていた歯医者さんに相談したら、口腔洗浄器で奥歯の歯周汚れを落とすのが効果的だと教えてもらいました。

そうはいってもどれを選べば良いのか...と話していたら「使ったことがある!」という人が身近に2人いました。っていっても、うちの両親なんですけどね。母は、初めてアマゾンで買い物をしたのが無名ブランドの口腔洗浄器だったとか。しばらく気に入って使っていたのに、ある日どのボタンを押しても止まらなくなり...数日ほど充電切れを待ってから返品することになったのだそう。

いっぽう、父が使っていた口腔洗浄器にいたっては「めちゃめちゃ良いから」と勧められたのですが、私は同じものを買ってみる気にならず...(あとで詳述します)。

悩んだ挙句、ひとまず試すことにしたのがプラスチック注射器型の「デンタルシリンジ」。価格は、手ごろな千円以下。これが、機能性は抜群!文句なしです。数ヶ月ほど毎日、使い続けました。その後はというと...見た目がそのまんま注射器なので、洗面所のどこに置いても(景観的に)定まらなかったのと、数百円のプラスチック製なので、数ヶ月ほど使って買い替えが必要かなーと意識してから結局使わなくなっていました。

自分に合った口腔洗浄器を求めて

あれから数年。今年の年明けに一時帰国した際、家電量販店のポイント還元セールを利用してMacBookを新調する機会がありました。新たにゲットしたポイントを使うべく、口腔洗浄器の売り場をチェックしてみることに。

最初に見つけたのは、フィリップスの「エアーフロス。店員さんに聞いてみたら、噴出されるのが水流ではなくエアーなのが大きな特徴。水が良いかエアーが良いかは好き嫌いにもよるとのこと。エアーは使ったことがなかったので想像力で...とりあえず水にしようと決めました。

そこでロックオンしたのが、パナソニックの「ジェットウォッシャードルツ」。店頭には4種類の口腔洗浄器が並んでいて、主なスペックは超音波水流か、ジェット水流か。新たにゲットした家電量販店ポイントから予算を1万円以下に設定すると(その当時の店頭価格で)選択肢に残ったのはジェット水流のみ。

ジェット水流には、コードありかなしかの2種類あります。私の父親が使っていた口腔洗浄器は、コードあり。水を入れる青い大容量タンクがインパクト大で、うちの洗面所に置くには収納もかさばりそうな印象だったので、よりシンプルなデザインでコードレスの電池式に決めました。

デザインは好き。ただ...

良かったのはとにかくコンパクトで、見た目もスッキリ、置く場所にも困らないこと。「外出用」という位置付けですが、もちろん自宅でも使えます。

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普段は(タンク内部を乾かすために収納せず)IKEAの棚に置いています。
Photo: Rina Fukazu

ただ正直なところ、数ヶ月使ってみて、充電式だったら良かったのにと何度も思いました。公式ページによると、単3電池×2本使用で約30日持続。1ヶ月に1度の電池交換は思っていた以上に面倒なのと、電池を交換してすぐはジェット水流が強め、電池交換が近づくと水流が弱めになるのもちょっと惜しいなーと思うところがあります。

そんなことを言っている私は、予算を引き上げてコードレスで超音波水流のモデルを選んでいたほうが合っていたのかもしれません。こちらは充電式+超音波水流なので、プラス数千円で結構違う体験になったかも...と想像しています。というのも、あくまで個人的な意見ですが「ジェット水流」のほうは、プラスチック注射器型のデンタルシリンジを使った感じと結構似ていて、ものすごい差があるかといえば...手動か電動か、というくらいな気がしています。(そういう意味では、千円以内で買えるデンタルシリンジのコスパって改めてすごいなと。)

でも、買って良かった!

パナソニックのジェットウォッシャーに限らず、口腔洗浄機のレビューを読んでいるとよく「慣れるまで痛い」という意見も見られます。たしかに最初のうちは、どこに水が噴出されるかわからず、歯茎などに当たると一瞬、イテテとなりました。でも、3ヶ月ほぼ毎日使っているうちに、そんな感覚はなくなるように。やっぱり慣れるもんですね。

使い方は人によると思いますが、個人的にはいつも虫歯対策にフッ素入りの歯磨き粉を使うので、フッ素が水で流れてしまわないよう歯磨き前にジェットウォッシャーを使っています。(糸状の)デンタルフロスを使うと歯間もスッキリしますが、奥歯の歯周ポケットとなると電動歯ブラシをじーっと当て続けることもできないし、フロスも通せないので、やはり口腔洗浄器の存在が頼もしく感じます。

それから個人的には、柑橘系やベリー系の酸っぱいフルーツを食べた後や、ワインを飲んだ後などは酸蝕症対策で食後すぐに歯磨きをせず、それまでのあいだ(気休め程度ですが)ジェットウォッシャーを使っています。

いまの時期、もしも歯科検診に行けなくて不安...という人がいたら、(状況にもよると思いますが)口腔洗浄器というガジェットを活用してみることもぜひ検討してみてください。歯間の食べカスを排除することは、虫歯だけでなく口臭対策にもつながるみたいですよ。また、矯正器具やブリッジの洗浄にも使えるそうです。

そのほかにも、もしみなさんのなかで「オーラルケアにはこれがオススメ!」というものや、愛用中の口腔洗浄器があれば(特に、フィリップスのエアーフロスやパナソニックの超音波水流ドルツを使っている方!)ぜひ使ってみてどうだったか教えてください。

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