ついにGarminでも改札でピッができる!
優秀なスポーツトラッキング機能をもったスマートウォッチを多く販売しているウェアラブルメーカー、Garmin(ガーミン)の製品で、JR東日本が提供する「Suica」の発行やチャージが利用できるようになります。その名も「Garmin Pay Suica」。GarminのスマートウォッチでもSuicaを使って買い物や鉄道への乗車が可能になります。
GarminのウェアラブルウォッチはAndroidとiPhone両方のペアリングに対応しているので、電車に乗る時はGarminのスマートウォッチ、スマートフォンはお好みで、なんてこともできますね。やったぜ!

より大きな動きの前兆だったら…もっと嬉しい
現時点でSuicaが使えるスマートウォッチはApple Watch(国内で発売されたSeries 2とSeries 3以降)のみではないかと思われますが、今回の対応には独占的な状況がGarminによって崩される以上の意味があるかもしれません。
送られてきたプレスリリースは、GarminとJR東日本の連名でした。JR東日本のオフィシャル対応でもあるのです。JR東日本がスマートウォッチのSuica対応のリリースを出したのはApple Watch Series 2以来な気が。
JRが本腰を上げてこうした対応を進めるつもりなら、Wear OSのSuica対応がいよいよきてもおかしくありません(想像するだけでワクワクしてきました)。
対応ウェアラブルデバイスは以下のシリーズ
・ Approach S62 シリーズ
・ fenix 6X シリーズ
・ fenix 6X Pro Dual Power シリーズ
・ fenix 6S シリーズ
・ fenix 6 シリーズ
・ Legacy シリーズ
・ Venu シリーズ
・ vivoactive 4/4S シリーズ
・ vivomove 3/3S シリーズ
・ vivomove Style/Luxe シリーズ
(2020年4月15日時点)
Suicaを使うには、上記のシリーズのソフトウェア更新が必要です。ソフトウェアアップデートだけで新しい機能が使えるようになるって、今使っている人からしたらすごく嬉しいことですよね。
サービス開始時期は、2020年5月下旬以降とのことです。
2020年5月21日更新:ガーミンとJR東日本が対応デバイスでのSuica利用が可能になったと発表しました。
Source: Garmin