これは、Google本気のZoom潰し!
Googleが提供する動画通話サービスGoogle Meetが、全Googleユーザーに向けて近々無料提供をスタートします。
Google Meetは、もともとG Suiteという有料プランに組み込まれたサービスのひとつ。新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務や、家族・友人とのテレビ電話が広がる中、今回、無料で全ユーザーに開放されることとなりました。全Googleユーザーとは、つまりGoogleアカウントを持っている人。最大100人までの同時通話が時間無制限(9月30日まで、10月からは60分の制限あり)で楽しめます。
ZoomやFacebook Roomなど、需要が急速に高まるテレビ通話。いま、Googleも無料提供することで、一気にユーザー数急増となるか。Zoom人気の秘密「Gallery View(タイル表示)」昨日も、先日Meetに追加されましたしね。

Google Meetを使う利点としては、Googleアカウントが必須という条件があること。つまり、当初Zoomで起きた、リンクや会議IDとパスワードがあれば誰でも参加で発生したZoombombing(Zoom荒らし)はおそらくありません。
有料プランのG SuiteのGoogle Meetは、最大参加人数が250人、会議記録をGoogle Driveに保存、ドメイン内で最大10万人が視聴できるライブ配信とより高度な機能を使うことができます。通常、これらの高機能は企業向けの「Enterprise エディション」と教育機関向けの「G Suite Enterprise for Education」のみ対応でしたが、こちらも9月30日まで全G Suiteユーザーに開放されています。これを機にG Suiteに興味を持った人、14日間の無料トライアルもありますよ。
あ、Google Meetって聞きなれないなと思った人。あれですよ、あれ。Googleのハングアウト、ハングアウトMeetです。
Source: The Verge