江戸時代って実際どうなの? 専門家が語る「意外な自由」と「日本人らしいイノベーション」

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  • author 渡邊徹則
江戸時代って実際どうなの? 専門家が語る「意外な自由」と「日本人らしいイノベーション」
Image: Mugendai(無限大)

粋でいなせで涙にゃもろい。

時代劇などでお馴染みの、江戸時代。長く鎖国が続き、閉ざされたイメージもありますが、実際その頃の生活ってどうだったのでしょうか。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)に、江戸時代のプロフェッショナルが登場。意外に自由だったという生活や、いかにも日本人らしいテクノロジーの発展が解説されていました。

趣味の集まりが盛んだった江戸時代。世界の最先端製品を改良したイノベーション

インタビューに登場していたのは、法政大学総長田中優子さん。東京六大学史上初の女性総長として働きつつ、江戸時代に関する著書をいくつもお持ちです。

田中さんがまず紹介していたのが、江戸時代に存在した「」という組織。これは、現代の「サロン」とでもいうべきもので、絵画や俳諧、蘭学などを学ぶため身分を超えて集まった集団だそう。

「連」では、それぞれ自分の好きな名前を名乗るのが通例で、特に「家」に縛られがちな武士はその傾向が強かったといいます。お侍さんのイメージ、ちょっと変わりそうです。

江戸時代って実際どうなの? 専門家が語る「意外な自由」と「日本人らしいイノベーション」
Image: Mugendai(無限大)

もう一つギズ的に気になるのは、やはりテクノロジー面でしょう。鎖国状態が続いた江戸時代で、人々はどうやって技術を吸収していったのでしょうか。

実際、貿易を禁止していた江戸時代でも、時計やレンズなどさまざまな製品が輸入されていました。田中さんはこの目的には裏があると指摘。「当時の幕府が目指していたのは輸入ではなく国産化」だといい、以下のように語っていますよ。

鉄砲がそうでした。ポルトガルは日本に大量に売りつけるつもりでしたが、高度な刀鍛冶の技術があった日本は、自分で作ってしまったのです。

国産化に当たっては、輸入品を日本人の生活や好みに合わせて改良しました。絶えず海外の新しい産品や技術を取り入れては日本仕様へと工夫し改良していたので、国内マーケットは大いに活性化していきました。

世界から最先端の製品を少しだけ仕入れ、改良して国産化。何だか現代とすごく似ている気がしますね。

他にも、世界史から見た江戸時代の始まりから明治維新までの詳しい解説など、歴史好き必見のインタビューの続きは、Mugendai(無限大)よりお楽しみください。

Source: Mugendai(無限大)

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