絵や文字が動きます!
日本は以前からずっとですが、今や新型コロナウイルスのせいで、海外でも医療用マスクを常用するのが当たり前になりました。でも「どうせ着けるなら面白いことをしよう!」と考える人もいるようで、布の内側にLEDディスプレイを仕込んだ女性が登場しました。
この方は、Oculusにてプロダクトデザインマネージャーを勤めるChelsea Klukasさん。マスクをもっとファッショナブルな方向で、他者に向かって社会的距離を呼びかける電光掲示板にしたのでした。
Yesterday's outing inspired me to make a more fashion-forward mask, with distance warnings and an equalizer effect responding to the sound of my voice. Also a goofy mouth graphic because why not? pic.twitter.com/URDfQhbovO
— Chelsea Klukas (@chelscore) 2020年4月6日
推奨されている距離「6フィート」という文字と、おマヌケな口の絵、そしていかにもLEDなイコライザーのグラフィックは、自分の声に反応して表示されるのだそうな。ハイテクですね。
作り方を紹介
このマスクは、Klukasさんが以前にLEDを仕込んだドレスを作っていた技術から着想を得ています。彼女は友人に貰ったマスクの型紙を基に、LEDパネルを布の内側に忍ばせています。
ここではLEDが透けて見えるよう、綿布ともう一枚薄手の生地が重ねられているとのこと。そしてパネルを出し入れできるようマスクの片側は閉じ、反対側はすべて縫わないようにするのもポイントです。あとは専用アプリで好きな文字やドット絵を作り、それをBluetoothで表示するようにするだけで完成です。
注文すれば寄付もできる
hackster.ioいわく、Klukasさんのサイトではこのマスクが90ドル(約9,800円)で予約を受け付けており、収益の60%をWHOのCOVID-19に関係した基金に寄付するとあります。
ちなみに、このマスクは医学的な効果は保証されないそうなので、内側にちゃんとしたマスクを着用するなどで工夫できるかなと思います。その際は「花粉症だよ!」と表示するとか、広告費を稼ぐとか、いろいろ遊んでみたいものです。
Source: Twitter, YouTube via bOinGbOinG, LUMEN COUTURE via hackster.io