パっと見は普通だけど、面取り加工がガンダムっぽくてGood。
香港のPCメーカーLenovo(レノボ)から、初めての折りたたみeスクーター「M2」がリリースされます。
ElectricVehicleWeb.inによりますと、車体に使われているのは航空宇宙機関や軍事産業などに用いられるマグネシウム合金で出来ているとのこと。このテの乗り物に使われがちなアルミ合金より衝撃に強いのがメリットです。
ホイールモーターで走るスマートeスクーター

「M2」には、37Vリチウムイオン電池と350Wホイールモーターが搭載され、最高時速は25kmで航続距離は45kmを走ります。また耐荷重は100kgとパワフルですが、フル充電まで8~9時間かかるのだそうです。
Lenovoいわく、重量は15kgもありますが、3秒で折りたためるとあります。そしてハンドル部分には縦長のディスプレイがあり、電池残量や速度などが表示されることがわかります。

「M2」は8.5インチのゴムタイヤを履いており、後輪の泥除けを踏んで制動するだけでなく、ディスクブレーキも搭載。そしてステップの後ろには、後輪に向かって赤いテールランプが埋め込まれています。サスペンションも前にひとつと、後ろにふたつ内蔵されており、ガタガタと揺れる振動の伝わりを減らすよう考えられています。
スマートフォンの専用アプリとも連携し、速度、距離、充電残量の確認や、ライトの操作、車体のロック、省エネ/標準/スポーツといった3種類の走行モードの変更などが行なえます。発売時期や価格などは未定ですが、近々知らされるでしょうね。
他社からもeスクーターがたくさん
ちなみにですが、これまでには韓国の自動車メーカー、ヒュンダイが車に積んで充電する小型モデルを作っていたり、Audiがeスクーターとスケボーを合体させた4輪スクーターを作ったりと、スクーターとは関係ないメーカーが参入してきました。ですが一方で、アメリカでは2017年からeスクーターで1,500人以上が怪我をしている…なんて報告もあるくらい気を付けないと危ない乗り物なんですよね。
もし乗るときは、各国の法規制に則り、ヘルメットをしっかり着用するようにしたいものです。
Source: shop.lenovo.com via ElectricVehicleWeb.in