米宇宙軍をバカにするコメディー映画『スペース・フォース』からファーストルックが届く

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米宇宙軍をバカにするコメディー映画『スペース・フォース』からファーストルックが届く
Photo: Netflix

私たちは今、とにかく笑いが必要。

新型コロナウィルスのパンデミック真っ只中において、エンターテインメント業界は大打撃を受けています。生粋の映画好きの私は、次から次へと入ってくる公開延期やミニシアター存続危機のニュースに悲しいやら不甲斐なさを感じるやら…(公開された暁には映画館に通いまくるし、もちろん#SaveTheCinemaもサポートしてますよ)。

そんな中、アメリカ宇宙軍発足を描く『Space Force』がNetflix独占で5月29日配信、ポロリ(ファーストルック)もあるよ、という陽気なニュースが届きました。暗いニュースが続く中、こういう馬鹿っぽい内容、嬉しいなぁ…(ほろり)。

『Space Force』は、2019年8月に再編成されたアメリカ軍の統合軍のひとつであるアメリカ宇宙軍をテーマにしたコメディ映画。とは言え、ガッツリとテーマにしているのではなく、コンセプトをいじっている感じです。具体的にはこんな内容。

空軍の統括を夢見る勲章付きパイロットのマーク・R・ネアード大将(スティーブ・カレル『ザ・モーニング・ショー』)は、6番目の米軍大組織「Space Force」の設立を任されてしまいます。懐疑的ではあるものの、持ち前の真面目さを発揮し、マークは家族を連れてコロラド州の基地にお引っ越し。そこでマークを待ち受けていたのは、個性豊かな科学者チームと、ホワイトハウスから課せられた「米人月面着陸・アゲイン⭐︎」アーンド「宇宙空間占拠」のミッション。真面目なマークは果たしてミッションコンプリートさせることができるのか…。

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Netflixが『Space Force』制作のアナウンスをしたのは、トランプ大統領がリアルな宇宙軍の存在を明らかににした6カ月後の2019年1月のこと。本物の宇宙軍の方は、ロゴが『スタートレック』にそっくりだと話題になったり、今年1月に宇宙軍用聖書がワシントン大聖堂で聖別を受けて、国教分離の原則違反だと批判されたりと、あまりスムースにいっていない様子がちらほら。しかし、Netflixの『Space Force』は、順調に5月29日に配信を迎えられるみたい。

主演のスティーブ・カレルは『怪盗グルー』シリーズのグルーの声で知られていますが、『俺たちニュースキャスター』シリーズや『ブルース・オールマイティ』、最近だとApple TV+の『ザ・モーニングショー』でセクハラキャスター役を演じるなど、大活躍しているコメディアン俳優です(個人的に彼の代表作は『40歳の童貞男』だと思ってる)。上品で洗練されたミスター・ビーンという印象で、悪態ついていてもどこか憎めない演技が良いんですよね。

Netflix独占『Space Force』は5月29日配信。楽しみです。