マスクしないと感染するわ、罰金だわなので、マスクしましょう。
サンフランシスコの住民は公衆の場へ出る際にはマスク着用を義務化し、していない場合は罰金または刑務所留置という決定がなされました。
外出時はマスクしないとダメ
アメリカ疾病予防管理センターによると、食料品店、薬局、医療施設などの必要不可欠な場所、そして公共交通機関を利用する際に必ずマスクを着用するようにという命令で、マスクは医療用のものでなくても、自分で作ったもの、バンダナ、スカーフなどでもしっかり鼻と口をカバーできるものであれば大丈夫だそうです。
マスクをしなくてもいい例外は、外で運動している場合ですが、マスクを持っていることを推奨されています。そして12歳以下の子供はマスクなしでもOKだそうです。
この命令はすでに発令されています。この命令に従わなかった場合、罰金、刑務所留置、もしくは両方という厳しい処罰が待っています。
サンフランシスコ市長は「外出禁止令の緩和を目指すには、顔をカバーするというのがこれからの大事なポイントとなってきます。サンフランシスコのみなさんには新しいことに慣れていってほしい、そしてこれが人の命を救うことにつながります」と話しています。
手洗いやソーシャルディスタンスは引き続き行なってください
アメリカ疾病予防管理センターは、マスクをすることに加えて、今までも行なってきた頻繁な手洗いやうがい、公衆の場では人と1.8m以上距離を取ることは守り続けてほしいと話しています。
新型コロナウィルスの一番の感染は飛沫感染と言われているので、顔をカバーすることで新型コロナウィルスの感染の予防となり、そしてウィルスを広げることを防ぐことにつながります。感染していても症状がない人も多いので、感染者がわからないまま広げてしまうことを防止するためにもマスクをすることが重要となります。
ニューヨーク州もマスク着用を義務化していますが、ニューヨークでは罰則はありません。アメリカの大きな都市では外出禁止命令が多く出ていますが、サンフランシスコのマスク着用義務化で新型コロナ感染が抑えられていくことが期待されています。