仲良くしないと、性格が変わっちゃうかもよ。
ソニーが新たに、ゲームのコンパニオンとしてロボットの特許を取得していたことが明らかになっています。米国特許商標庁(USPTO)で公開されているイラストを見ると、雲のようにもこもこしたシルエットに大きな目はなんともいえないゆるキャラ感を醸し出しています。
どんな子なの?
ロボットには、ゲーム中の感情を分かち合うだけでなく、長期的な関係性を築くという要素も取り込まれているのだそう。
おそらくマイクロフォン、バイオメトリクス、モーションセンサー、カメラなどによって人間の感情や行動を理解し、それに反応するよう設計されることが想定されています。パテントによれば、ゲームやロボットに対して表す喜び、怒り、愛情、驚きなどの感情を読むことができると示唆されていて、愛情を示さないとゲーム中に応援してくれなくなることもあるのだとか。
つまり原則として、意地悪はNG!充電しなかったり、蹴ったり(そんなことする人いる?) 、「うるさい!」って言ったりするのもダメ。逆に仲良くできたら、ひとりでゲームしているあなたの隣に座り、勝ったら共に喜び、ミスしたら共に悔しがる。そんな良き相棒になってくれるみたいですよ(どうやって育てるかによって性格が変わっちゃうのって、昔のファービーを思い出します…!)。

相棒、ほしい?
ソニーのペット型ロボットには犬のaibo、アザラシのParo、ねこの尻尾型クッションのQoobo、そして"役に立たないロボット"のLOVOTがいます。以前には、家庭用ロボットってあまりうまくいかなかったよねなんて話も出ていましたが…。いずれにせよ、今回のもこもこゲームコンパニオンロボットは現段階で特許を取得しているのみの状態なので、今後プロダクトとして市場に出回ることがあるのかはまだ明らかになっていません。
「Boston Dynamicsのロボット警察犬よりも全然ウェルカムしたい!」と米GizmodoライターのVictoria Songは言ってくれています。『あつ森』での魚釣りの腕前を褒めてくれる相棒がいたらな、って。たしかにどんなゲームでも「ねぇ、いまの見た?」とか言いたくなる瞬間ありますもんね。もし今後商品化することがあれば、ほしい!っていう人はどれくらいいるのでしょうか? 個人的には、ユニコーンカラーとかあったら良いな、なんて。