もっとガジェットに頼ってみる。
新型コロナの影響で在宅勤務や外出自粛など家にいる時間が増えました。ギズモード編集部もリモートワークに移行してから1カ月以上経過しています。僕自身、最近は1週間一歩も家から出ないこともざらです。
これまでの人生で、これだけ家にいつづけたことがなく、それが1カ月も続くとなるともはや未体験ゾーン。慣れ親しんだ家にいるはずなのに、慣れないことがでてくる不思議な時間を過ごしています。
そんな生活をやり抜くために、「いまこそ家を秘密基地に〜Stay Room, Play Gadget〜」特集をはじめます。
本特集は、ざっくり「ガジェットを駆使して、家で楽しく快適に過ごそう!」企画です。
特集のなかみ
「秘密基地」と聞くと、液晶モニターが大量に設置されたSF映画のような大層なものをイメージしちゃいますが、別にそういうわけではありません。自分好みのガジェットに囲まれた家は、子どもの頃、公園の隅っこに作った秘密基地のようにワクワク感があり、最終的にそんな家を作ることが、これからの生活にもきっとポジティブに働くだろうと思うのです。
今回は特集の中に5つのカテゴリを作りました。
・しごと:仕事効率をアップさせるガジェット・アプリ紹介
・かじ:家事効率をアップさせる生活家電紹介
・そうさく:音楽や動画制作など、創作活動のためのガジェット紹介&クリエイターインタビュー
・えいが と おんがく:見たい聞きたい作品紹介
・けんこう:いえでできるヘルスケアガジェット紹介
この5つの視点で記事を掲載していきます。
2020年はガジェットの価値観がガラッと変わる年になる
これまでスマホにいちばんお金をかけていたけれど、出かけなくなったいまはタブレットやPCのほうが重要度が増しているみたいに、テレワークになってから編集部員にもガジェットに対する価値観の変化が生まれています。
僕自身も、これまでカメラやゲーム、カバンなどにはお金を使っても、家具や生活家電にはそこまでお金を使ってきませんでした。でもいまは、「外食が減って皿洗いが面倒だから食洗機を買おう」だとか、「デスクワークで腰痛がひどいから良い椅子を買おう」だとか、そういう思考になっています。ほんと昨年はカバンを9個も買ったんですけど、出かけなくなったいまカバンたちは完全に冬眠中です。
今回の特集について編集部で話をしたら、「今後は家を充実させることが、仕事におけるキャリアにも直結するんじゃないか」という話がでました。ビデオチャットを使ってオンラインミーティングをするとき、いいマイクを通した声のほうがノイズが多い声より相手に与える印象が変わります。ビデオも良い画質のほうが、相手に与えられる情報も多い。いまは、家のものを充実させることが、武器になると。まあそんなこといいつつ、みんな買う理由を探しているだけのような気がしますが…。
新型コロナが落ち着くのはいつなのかはわかりません。コロナが落ち着いても、もう元のように毎日通勤して、オフィスに行くみたいな世界じゃなくなるかもしれません。だからこそいま、家の環境を見直すことが、これから世界でプラスになると信じて、「いまこそ家を秘密基地に〜Stay Room, Play Gadget〜」をスタートします。