この線みたいなやつ、生きてます

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  • author Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
この線みたいなやつ、生きてます
Image: Schmidt Ocean Institute

落書きじゃないよ。

海の底ふかーく深く、海底600メートルのその下に、こんな生き物が住んでいます。トップ画像見てください。それです、それ。その線みたいなやつ、生き物なんです。

正体は体長15mの微生物

海洋学を専門とする非営利団体The Schmidt Ocean InstituteがTwitterにポストしたこの動画が、ちょっと話題になっています。刺胞動物(クラゲやイソギンチャクなど)に分類されるこのぐるぐる線、じゃなくて微生物は、体長が15mほど。この種ではかなり大きな個体だそう。オーストラリアのニンガルーコーストで発見されました。

「ニンガルーコーストで観測された美しくかつ『巨大』な刺胞動物。この種では観測最大かもしれません。UFOみたいな形で餌をおびき寄せています」

動画には1匹しか登場しませんが、通常この種の微生物はコロニーを作り、生きるためのさまざまな営みを共同で行なっているのだといいます。ノースカロライナ大学のRebecca Helm教授によるTwitter解説によれば、大きさから推測して10歳、もしくは100歳の可能性も! 長い体で大きな螺旋を作り餌をおびき寄せ、触覚で刺して捕食します。

西オーストラリア博物館のNerida Wilson氏率いる研究チームは、ニンガルーのサンゴ礁群深海エリアの調査を進めており、海底調査船を遠隔操作し、謎の多い微生物含め、水中からDNAサンプルをとり研究を行なっています。

見たことのない生物見てみない?

研究チームは公式ブログにて、発光するイカとか、女性化するフジツボとか、奇妙奇天烈な生物をたくさんポストしています。お家で過ごす時間が多い今、ストレスが溜まったら見たこともない生物に触れて、精神を解放するのもひとつの手です。

The Schmidt Ocean Instituteの公式ブログによれば、新型コロナウイルスによるパンデミックで、この春からチームに派遣されるスタッフが来なくなるなど、海底研究チームにも影響が出ているとのこと。コロナ…、どこまでも恐ろしい子。謎のぐるぐる生物に捕食されてしまえ!

Source: The Schmidt Ocean Institute

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