おねがい、タッチ。タッチ。空間(ここ)に、タッチ。
「タッチレスなタッチパネルって、なんじゃいソレ?」と思うかも知れませんが、正確に言うと「タッチレス操作パネル」。アルプスアルパインが提案する新しい操作パネルは、画面タッチのかわりに空間に指をかざすことで操作できる操作パネルです。
まずは操作している動画を見て。
その場で指を静止することでタッチ操作。指を移動させると選択範囲も移動するし、ジェスチャーまでサポートしています。えっ、これSoli(Pixel 4に搭載されているレーダー)付いてるの? ってくらい正確でスゴイ…。

技術としては、カメラでもレーダーでもなく、独自の高感度静電センサを利用して手を認識しているとのこと。
パネルから10cm離れた位置にある手を検知し、5cmまで近づくと手の位置検知ができます。そして、3cmまで近づくと指の位置まで把握するとのこと。検出したデータを独自のアルゴリズムで処理することで、手・指の位置やジェスチャーに応じた操作もできるんだって。
自分で使うタブレットは普通にタッチがいいけどさ、衛生さが求められる医療機関、不特定多数が触る交通機関の操作デバイス、会社の受付システムのパネルなどにマッチしそうじゃない?
いま、僕たちは「触るもの」に過敏になっているけど、アフターコロナの世界では、こうした非接触な操作パネルがドワっと広まりそうな予感がしています。求められるよね、絶対さ。