アップルのバタフライキーボードよ、さようなら。

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
アップルのバタフライキーボードよ、さようなら。
Photo: Alex Cranz (Gizmodo)

終わりと聞いて、寂しくなる人いる?

シザースイッチからバタフライキーボードに……Apple(アップル)がラップトップ製品ラインに大きな変化を加えたのは2015年のこと。あれから5年経ち、ついにバタフライキーボードが廃止されることが決まりました。

新型13インチMacBook Proが発表された傍ら、先日公開されたプレスリリースではMac・iPad製品マーケティングシニアディレクターのTom Bogerが次のようにアナウンスしています。

これらのアップデートにより、ノートブックラインナップ全体にマジックキーボードが搭載され、Macノートブックでこれまでにない最高のタイピングエクスペリエンスが実現します。

この一行で、MacBookの歴史から悪名高きバタフライキーボードの歴史が閉ざされることに...。

振り返ると、いろいろあった

初代12インチMacBook(から2016MacBook Proまで)アップルのバタフライキーボードはある意味、象徴的なものでした。

当時、多くのラップトップに採用されていたキーボードが深くて弾力性のあるキーだったのに対して、アップルの硬く浅いキーはMacBookの厚みを減らすものとなり、結果としてビジュアル的には評価され、タイピング経験に関しては不評を買うことに。打ち心地だけでなく、入力した文字の反復や表示されないなどの問題も指摘されていました。

のちに、アップルはキーボードの問題を認め、キーボードの無償修理プログラムを開始するという展開に至っています。

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Photo: Alex Cranz (Gizmodo)
マジックキーボードとシザースイッチは画期的。

あれから約5年後、ようやくトンネルの出口が見えたかのように登場したのが、シザーキーボードを採用したMacBook Pro (16インチ)でした。この頃からすでに、バタフライキーボードの終わりへのカウントダウンが始まっていたのでしょう。

今年3月のMacbook Air(2020)、そして先日のMacBook Pro(13インチ)と続き、バタフライキーボードの時代が静かに終わることとなりました。

もうひとつ興味深いことが

Bogerのアナウンスによれば、今日発売されているすべてのMacBookでマジックキーボードが利用可能になったといいますが、それと同時にMacBook Pro (15インチ)は死を告げました。

今日までバタフライキーボードを採用していたのは、MacBook Pro(15インチ)とMacBook Pro(13インチ)。MacBook Pro(13インチ)はアップデートされますが、MacBook Pro(15インチ)はアップルのウェブサイトから姿を消すことに。そうなると、ハイエンドなポータブルコンピュータを求める人にとって、MacBook Pro(16インチ)のみが選択肢に残ることになります。

奇妙な5年間だった

個人的には、ここまで長く続いたことが奇妙にも思えます。今日まで、バタフライキーボードを積極的に好む人に会ったことがありません。むしろ、キーボードを理由にウィンドウズに乗り換えたという話や、アップルのエコシステムから離れたくがたいために仕方なくキーボードを許容したという話、アップルがバタフライキーに切り替える前に最後の2015年のMacBookを購入して老朽化したシステムを持ちこたえたという人たちの話を聞いていたものです。

最近では、タイカ・ワイティティ監督のスピーチも記憶に新しいところですし、アップルの主なセールスポイントとしてバタフライキーボードが挙げられたことは(何度か修正を繰り返したあとでも)なかったように思います。

さて、そんなひとつのキーボードの歴史ももう終わりです。もっと正確で、もっと快適なキーボードが待る未来にいざー!

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