自宅にトラやアナコンダを召喚できる!
Google(グーグル)が家にいながら、普段では見られないミクロの世界や、NASAの宇宙服や人間の骨格などを、ARで目の前に表示できる機能「Google AR」を発表しました。
このコンテンツを子供に見せて視覚的に理解して貰うも良し、大人が知識欲を満たすも良し。顕微鏡もいらず、ましてや人体を解剖する必要もなく、超お手軽に検索結果の一歩先を体験ことができるのです。
たとえば植物の細胞の断面や、人間の骨格がどういうものなのかが学べます。
こちらは動物の細胞の断面をマクロで見たARです。
また、家の中でも外でも危険な動物を召喚することも。
🦁 and 🐯 and 🐻, oh my! Turn your home into a virtual zoo with #AR. Search for animals on Google using your phone and select “View in 3D” to see them in your space, like this tiger. #Google3Danimalspic.twitter.com/2rIf60MeH1
— Google (@Google) 2020年4月10日
みんなの楽しみ方を見たり投稿してみたり
#google3dで検索すると、家猫の横にトラが佇んでいたり、トイレに竹を食べるパンダを座らせたり、廊下に巨大タコを浮かばせたり、大空に巨大サメを泳がせたりするなど、人々が楽しんで使っている投稿動画をチェックできます。
関係各社との協力で生まれたARコンテンツ
Googleによりますと、彼らはBioDigital社との提携により、循環器系をググって3D表示を選ぶことにより、心臓や骨格など11の人体システムをARで間近に見ることができるようになった、と伝えています。そしてVisible Body社と共に動植物や細胞を作成し、核を拡大してDNAの保存されている仕組みや、ミトコンドリアの内部を調べることが可能になったとのことです。
またコロナ禍で多くの美術館や博物館が閉鎖中ですが…これならアポロ11号から地球に戻ってきたコロンビア号を呼び出すことも、ニール・アームストロング船長を検索して宇宙服を部屋の中に展示することも、人類最古の壁画が保存されている、ショーヴェ洞窟にもARで入られるようになったのだそうです。
Get ready for takeoff! 🚀We're celebrating 50 years since Apollo 11's historic journey to the Moon with new, immersive experiences across Google → https://t.co/NAKYPtAPxC#Apollo50thpic.twitter.com/NxYsE8gk4z
— Google (@Google) 2019年7月10日
Androidでトライしてみよう
とはいえ、これらの3DモデルをARで楽しめるのはAndroidスマホだけなのだとか。もしお持ちであれば、検索結果の画面下にこれらのモデルがカルーセル形式で表示され、見たいコンテンツが目の前に現れます。外出自粛中だからこそ、新たな知識を得て、ARで遊んでみてはいかがでしょうか?
Source: Instagram, facebook via Google via INTERESTING ENGINEERING