これは超朗報。
マスクユーザーが手放せない今日この頃、日々iPhoneのFace IDのロック解除に苦労しているのではないでしょうか。そんな方々に朗報です。なんと新たに配布されたiOS 13.5のベータ版では、マスク装着時でもロック解除がしやすくなっているんです!
As pointed out by @Sonikku_a2, if you’re wearing a mask, iOS 13.5 goes straight to the passcode screen if you try to unlock with Face ID (keypad not shown because iOS hides it in screen recordings) pic.twitter.com/bQCzu5u20p
— Guilherme Rambo (@_inside) April 29, 2020
Face IDがマスクを認識するとパスコード画面に遷移
ただし、これはマスク装着時でもFace IDが使えるというわけではありません。今回のベータ版では、Face IDがマスクを認識するとパスコード入力画面がすぐに表示されます。これまではまずFace IDの読み取りに失敗し、その後にパスコード入力画面が表示されていたので、パスコード入力までの時間が短縮されることになります。
赤外線で顔を読み取るFace IDはクールなのですが、マスク装着時に使えないという問題が以前から知られていました。ま、それをバイパスする裏技もあるのですが、それはそれでセキュリティが心配です。マスク装着時の顔の読み取りは今後も難しいでしょうが、今回のような細かな改善はうれしい進歩といえるでしょう。
また今回のベータ版では、Apple(アップル)とGoogle(グーグル)が共同で開発している新型コロナウイルスの感染可能性の通知機能もテストとして実装されています。これはBluetooth技術が利用されており、5月中旬には正式にサービスがローンチされる予定です。
そうそう、先日販売が開始されたiPhone SE(第2世代)では、指紋認証のTouch IDのおかげでマスク装着でも一瞬でロック解除ができるので、マスク時のFace IDがわずらわしいという方はiPhone SEという選択も悪くないかもしれせん。