横から飛び出すセルフィーカメラ…!? なんて独特な。
サムスンの4眼カメラ、にょきっと出てくるOnePlusのポップアップカメラ、リアカメラがくるっと回転するAsusの Zenfone 6…と、独特な構造のカメラを搭載するスマートフォンを今まで紹介してきましたが、今回リークされてきたレノボの最新ゲーミングスマホもその類に入りそうです。横から飛び出すセルフィーカメラが隠れているのですから。
噂のLenovoの次世代Legionゲーミングスマホは、 Qualcomm Snapdragon 865のプロセッサ、144Hzのリフレッシュレートを持つ画面、 5,000 mAhの大容量バッテリー、そしてめちゃ早な90ワットの有線充電機能を搭載。いくつかリークされたレンダリング画像から、ネオンブルーのカラーリングでeスポーツにインスパイアされたようなデザイン、カスタマイズ可能なRGBのライトカラーと、キレッキレでバキバキ仕様です。
さて、謎の横から飛び出すセルフィーカメラについて紹介しましょう。
そもそもこれは、何のために使うのか疑問に思う人が大多数かと思いますが、これはゲーマーのための仕様なのです。
スマホを横向きにしてゲームをプレイする場合、普通のスマホの上部に設置されたセルフィーカメラ(パンチホール式カメラ、またはポップアップカメラ)をスマホを持つ手で覆ってしまいますよね。そこで、Lenovoは、スマートフォンの側面にポップアップカメラを搭載しました。これで、別途ビデオ撮影用のデバイスを用意する必要なく、ゲームのライブ配信中でも、セルフィー写真や動画の撮影を可能にします。
このニーズはめちゃくちゃニッチですね。欧米のモバイルゲーム文化はアジア市場ほどではありません。しかしゲーマーにとっては理にかなっている仕様で、サイドマウントカメラをLegionゲーミングスマホに搭載されているUSB-Cポートと組み合わせたり、横向きファースト仕様に作り上げられれていてすごくユニークです。
リーク元はのXDA-Developersで、このプロジェクトに関わる「信頼できる」ソースから内部情報や製品のレンダリングを入手したとのことです。
現状、Legion Phoneの価格やいつ発売になるかは不明です。希望的観測としては、この夏には詳細が発表されるでしょう。