Magic Keyboardレビュー:iPad Proのための最高のキーボード

  • 14,181

Magic Keyboardレビュー:iPad Proのための最高のキーボード
Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US

こんなキーボードを待ってた!

Apple(アップル)が先日、iPad Pro向けに発売したMagic Keyboard。当初は、5月の発売予定でしたが、約2週間前倒しされる結果になりました。「iPadが浮いてる!」と話題になったこのキーボードは、一体どのようなアクセサリに仕上がっているのか。また、気になる重さや値段についても触れていますよ。それでは、米Gizmodo編集部のCaitlin McGarry記者によるレビューをどうぞ。


iPad Proは今、手に入るタブレットの中でも最高のタブレット。ただし、アクセサリなしでは、ラップトップの代わりとは十分言えません。先日発売されたMagic Keyboardは、優れたキーボードとトラックパッドを内蔵した、まさに完璧なアクセサリですよ。

Magic Keyboard for iPad Pro

Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US

これは何?:Appleによる最も高価なiPad Pro向けキーボード。

価格:11インチ用は300ドル(税込3万4,980円)、12.9インチ用は350ドル(税込4万1,580円)。

好きなところ:フローティングデザインのおかげで、画面を見やすい角度に調整できる。快適な打鍵感を実現したキーボードと、反応が良いトラックパッドが、iPadをさらにラップトップへと近づけた。

好きじゃないところ:値段が高い、そして重い。


私は以前、iPad Proと一緒にSmart Keyboard Folioを使っていましたが、たとえiPadOS13.4で対応したマウスやトラックパッドを一緒に使っても、Smart Keyboard FolioはAppleの中途半端な試みで生まれたアクセサリな気がしてならなかったんです。ファブリック素材のタイピングは悪夢そのもの。また、Smart Keyboard Folioを使っていたときは、トラックパッドを常に持ち歩く必要があったので、あまり理想的ではなかったんです。

Magic KeyboardはSmart Keyboard Folioと同じように、iPad Pro背面のSmart Connectorとくっつくので、簡単に取り外しができます。ただ、Magic Keyboardの場合、スペースキーの真下にトラックパッドが内蔵されているのに加え、ディスプレイが浮いてるおかげで、画面の角度を最大130度まで調整することができます。正直こういうの、ずーっと待ってた感はあります。

さらに、左側ヒンジ部分にはUSB-Cポートがあり、ここからiPad Proを充電できます。Magic KeyboardのUSB-Cポートは充電用に使い、iPad ProのUSB-Cポートは周辺機器の接続用に使えるってわけです(こういったところにも、Appleの心遣いを感じました)。

Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US
フローティングデザインのおかげで、画面の角度は最大130度まで調整可能に。


Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US
左側ヒンジ部分にはUSB-Cポートがあるので、ケーブルを挿してiPad Proの充電が可能。


Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US
あくまでも、Magic KeyboardのUSB-Cポートは充電専用。iPad ProのUSB-Cポートは周辺機器の接続に使えます。


Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US
キーボードの美しさを褒め称えたい、と思ったのは私だけじゃないはず。打鍵感も優れています。


Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US
ヒンジ部分は驚くほど頑丈。



打鍵感は良好。でも、重い...

Smart Keyboard Folioや、あの呪われたバフライキーボードを搭載したMacBook Pro(13インチ、2017年モデル)を含めて、Magic Keyboardはタイピングに関してApple製品の中でも特に気に入ってます。キーの運びが1mmのシザー構造を持つこのキーボードは、快適なタイピング体験をもたらしてくれますよ。

先日発表された新型13インチMacBook Proのキーボードは、シザーキーが採用されています。これにより、あの悪名高いバタフライキーボードを搭載したMacBookシリーズが、Appleの公式サイトから姿を消したことになります。その点、iPad Proユーザーも生まれ変わったキーボードをMagic Keyboardで体験できるのは、非常に喜ばしいことです。

Magic Keyboardのデメリットは、iPad Proと合わせると、3ポンド(約1.36キロ)と、とにかく重いこと。普段、MacBook Airを使っている人には余計重く感じるかもしれません。それもそのはず、MacBook Pro(13インチ)と同じ重さなんですから...。

Magic Keyboardは、iPadをラップトップに変えた

個人的にMagic Keyboardのデザインも、触ってみた感じも大好きです。ただ私が本当に知りたかったのは、Magic Keyboardを使うことで、iPadの体験がどのように変化するのかでした。結果的に、Magic Keyboardは私のiPadでの作業に対する姿勢をガラリと変えてくれました。使ってみて思ったのは、タッチスクリーンが付いたMacBookを使っているような感覚だったからです。

Magic Keyboardは、iPad Proをほぼ完璧な「タッチ操作できるラップトップ」に変えました。お恥ずかしい話、今ではMacBookを手に取った際、間違えて画面をタッチしてしまうことがよくあります...。

このパンデミックが世界的に落ち着き、また無事に飛行機に乗れる日がやって来たら、機内でiPad ProとMagic Keyboardを使って仕事を済ませ、Netflixを楽しんでる自分の姿が今から想像できます。

Image: Caitlin McGarry/Gizmodo US
私の夢はMagic Keyboardを飛行機に持ち込んで仕事に取り掛かり、映画を見ることです。

Magic Keyboardは、平たく広げて使ったり、背中側に畳んでタブレットのように使うことができません。Surface Proのような2-in-1端末ではできるようなことができないので、その点不満に思う方もいるかも。私の場合、読書やオンラインショッピングを楽しみたい時には、iPad Proをキーボードから取り外して使っていたので、特に気になりませんでしたが…。

とにかく値段が高すぎる

Magic Keyboardの最大の問題。それは、値段です。いくらこのキーボードが大好きと言えど、350ドル(12.9インチ用で税込4万1,580円)出すのは正直ためらいます。

サードパーティ製キーボードの紹介とはなりますが、Brydgeはトラックパッド内蔵に加え、MacBook Proっぽくなるケース型アクセサリ『BRYDGE PRO+』を200ドル(iPad Pro 11インチ用)で発表済みです。これは、Magic Keyboardの代わりとして考えても、十分に価値あるアクセサリですよ。また、LogicoolはiPadPro以外のユーザー向けに、トラックパッド内蔵で値段もMagic Keyboardほど高くないiPad向けキーボードを発売しています。

Apple製品はシームレスに動作するよう設計されていて、Magic Keyboardはまさにそれを実現し、ペアリングからタイピング、充電まで素晴らしい体験を提供してくれます。確かに値段は高いですが、是非おすすめしたいアクセサリです。

もしiPad Proを買ったら、Magic Keyboardは買う必要があるアクセサリです。値段は高くても、日々の生活を変えてくれることでしょう。

まとめ

・Magic KeyboardはiPad ProをタッチできるMacBookっぽくしてくれる。これは私がずっと待ち望んでいたもの。

・タイピング感が大好き。

・キーボードに対して300ドル〜は、やっぱり高すぎる。

Magic Keyboard ほしい?

  • 0
  • 0
Apple

シェアする

    あわせて読みたい