筋骨隆々な人のコロナ闘病ビフォーアフター

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  • author satomi
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筋骨隆々な人のコロナ闘病ビフォーアフター
人工呼吸器で6週間。体重は23㎏減った… Image: Mike Schultz/Instagram

まるで別人です…。

ポストコロナに世界が動きだす中、新型コロナウイルス闘病2か月の看護師Mike Schultzさん(43)が感染のビフォーアフターの自撮り写真をインスタに公開し、変わり果てた姿が改めて衝撃を呼んでいます。

Mikeさんは持病のない健康そのものの体でした。運動は週数回で、腹筋バキバキ。体重は86kgあってちょうどよかったのに、もう23kgも減ってしまいました。 写真を公開した動機をキャプションにこう書いています。

「人工呼吸器やチューブ挿管で6週間麻酔かけられているとどんな体になるか、みんなに知ってもらいたいと思った。肺炎で肺活量は劇的に減ったし、家族や友だちとはもう8週間も会っていない。体力は日増しに戻っていて、今は肺活量を高めようとがんばっているところ。回復したら、これを機に前よりヘルシーに生きたいな...有酸素運動なんかもやって」

見た目の変化も驚きですが、もっと驚きなのは「体が弱って、携帯が重くて持てないほど。手が震えて入力もできなかった」(BuzzFeed)というところ。こんなバーベル軽々と持ち上げそうな腕っぷしだったのに…!

でも専門家に言わせると、基礎体力のない人は車いすか寝たままなので、こうして立っていられるだけでもすごいことなんだそうですよ? 「持病のない健康体でもかかるんだから用心に越したことはないよ」とMikeさんは言っています。

ちなみに症状が出る直前にはパートナーと一緒に、LGBTQ支援目的のミュージックフェス「Winter Party Festival 」(3月4~10日、フロリダ州マイアミ。参加者38人が感染、3人が死亡)に参加していました。フロリダは封鎖が遅かったので違反行為とかでは全然ないのですが、たくさんの応援の声に混じって、違反と勘違いしたネット民からは嫌なコメントもいろいろついているみたい。アカウントごと消えてしまったのはそのせいなのか…。

COVID-19はいくら気を付けていてもかかるときはかかる病気なのに(ホワイトハウスだって感染者が出ている!)、すべて不注意・軽はずみ・違反ということにして「自業自得」「死ね」とか心ないこと言う人がいるのは世界共通のトレンドのようで、気が滅入りますよね…。1日も早い回復を祈るばかりです。

Sources: Mike Schultz, @davidmackau, BuzzzFeed