スマホを持たないことがこんなに快適とは!:GPS内蔵「Fitbit Charge 4」レビュー

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  • author 田中宏和
スマホを持たないことがこんなに快適とは!:GPS内蔵「Fitbit Charge 4」レビュー
Photo: 田中宏和

さあ、身軽になって走り出そう。

現代人がジョギングしたり、アクティビティをする理由は色々ありますよね。ダイエットで目標体重に到達するため、あるいはフルマラソンなどの競技会で目標タイムを達成するためなど。

でも別に目標なんてなくても、ペースもコースも気の向くまま、リフレッシュできるのが気持ち良いので続けているという人、少なくないと思うんですよね。マイペースに運動することは、身体のメンテナンスだけじゃなく、ストレス発散にも向いています。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために不要不急の外出を控えないといけない状況下ですが、たとえばジョギングなら他人との距離(スポーツ庁では半径10m以上を推奨)を取れば大丈夫と言われています。積極的に身体を動かして、健康的に過ごしたいところですよね。

今回、Fitbit(フィットビット)のカジュアル向けスマートウォッチ/フィットネストラッカーの「Fitbit Charge 4」を試す機会を頂いたので、1週間ほど使ってのレビューをお届けします。

Fitbit Charge 4

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Photo: 田中宏和

これは何?:フィットネストラッカーの雄Fitbitのカジュアル向けスマートウォッチ/フィットネストラッカー
価格:約2万円前後
気に入った:GPS内蔵。スマホを家に置いて走れる
気になった:ちょっとコスパが微妙

GPS内蔵フィットネストラッカーの真価

ところで、フィットネストラッカーって、製品としての立ち位置が微妙だと思うんです。スマートウォッチと比べれば、画面サイズや日常使用の機能面でやや及ばない点が気になるし、詳細なログ取得のためにはGPSが必要になるので、一部の製品を除けばスマホが手放せない。

だったらスマホのフィットネス系アプリで我慢できるかなと。

もちろん、一般的なスマートウォッチより安価だし、スマホと違って心拍数を測れるというメリットもあるんですけどね。

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Photo: 田中宏和

Fitbit Charge 4」もGPS内蔵と聞いていたものの、最初はそんな固定観念に縛られていたんですよ、実際のところ。

GPSが内蔵されたことによって、Fitbitのフィットネストラッカーがユーザー層を広げられるだけのポテンシャルを持ったアイテムに生まれ変わっているなんて、ちょっと想像していませんでしたね。

スマホを置いて、日常から離れよう

スマホはすでに生活必需品になっていて、手放せないもの。

ところが今回、GPSが内蔵されていてスマホなしでもアクティビティログが取れるのを確認するために、スマホを持って走る日と、持たずに走る日を設定して、色々な使い方をしてみたんですね。

Spotify Premiumの契約があれば、Charge 4からSpotifyアプリをリモート操作できるし、やっぱりスマホ持って走るほうが快適なんじゃないかな、なんて思いながら。

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Photo: 田中宏和

しかし思ってもみなかったことに、Charge 4以外には、クレジットカード、健康保険証、家の鍵だけを持って走ったある日、「身も心も軽いとはこういう気分なのか」とリフレッシュを実感できたんですよ。

今さらですけど、スマホって重いんです。しかも、それなりの頻度で通知が届くことが、ちょっとしたストレスだったんだなと気付かされたりして。

日常から解放されたようなストレスフリーな時間が過ごせるので、Charge 4の話は一旦おいておくとしても、スマホを持たないジョギングは、強くオススメしたいところですね。

ところで、スマホなしで走っていても、Charge 4がブルッと振動することがあります。

「脂肪燃焼ペースですよ」とか、「自己ベストペースですよ」なんて教えてくれるんですけど、すっかり乗せられてもうちょっと頑張ってみたくなったりして。

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Image: 田中宏和

ちなみに、肝心の内蔵GPSがどの程度の精度なのかサイクリングで確認してみたところ、信号待ちで多少の乱れはあるものの、十分な精度だと思います。

比較したのがGarminのサイクルコンピュータなので、こちらはペダルが回ってない時は「動いていない」と認識できるだけ有利ですし、少し割引いて考えていいでしょう。

普段GPSを使ってログを取ってない人にとっては、地図上に走った軌跡が表示されるだけでも楽しいと思いますし、やっぱり内蔵GPSは大正解だと思いますね。

Fitbitアプリの使い勝手がいい

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Image: 田中宏和

Fitbitのアプリも、かなり洗練されているんですよね。

今までFitbit製品や類似アプリを使ってない人の場合、フィットネスに特化したアプリだけあって、表示項目が多くて面食らうかもしれませんが、最初はデフォルト設定のまま使っていればOK。慣れてきたら、少しづつ必要な設定を見直していきましょう。

ちなみに心拍ゾーンは、「脂肪燃焼」「有酸素運動」「ピーク」の3段階に分けられていますが、ダイエットが目的なら、右へ行くほど効果が高くなると考えて大丈夫です。

誤解されていることが多いのですが、脂肪を燃やすには「脂肪燃焼」ゾーンがベストというわけではありませんよ。

「ピーク」にこだわるばかりに、結局イヤになって止めてしまうくらいなら、軽めでも継続するほうが良いのは間違いないですけどね。

気になるのはコストパフォーマンス

しかしながら、Charge 4には気になるポイントもあります。

ひとつは、メールの受信通知などがたまに文字化けしてしまう点。まあ、この小さい画面(フィットネストラッカーの中では大きい方ですが)で本文を読みたいとは思えませんし、何か届いたと分かればそれでいいという気もしますけどね。

もうひとつは、やはり価格について触れないわけにはいかないでしょう。Garminの新製品「ForeAthlete 45」は、定価で2万5千円なのでCharge 4より5千円ほど高いのですが、Charge 4と同じくGPSを内蔵していて、競技志向の強いアマチュアアスリートをも満足させるアプリの存在と、表示が見やすい大画面ウォッチフェイスを備えています。

Fossil「スポーツ」なら、GPSを内蔵していないとはいえ、Wear OSのスマートウォッチが2万円を切る実勢価格で手に入れられます。

逆に、安価な製品に目を向けるなら、5千円を切る価格で手に入るXiaomi「Mi Smart Band 4」は、こちらもGPSが内蔵されていない点にさえ目をつむってしまえば、Charge 4とほぼ同等の機能を持っています。

こうやって比較してみると、やはり内蔵GPSにどこまで価値を見いだせるかが鍵になると言えますね。

とは言え、Charge 4にはもうひとつ推せるポイントがあります。

普段使いしやすいデザイン

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Photo: 田中宏和

デザインに関して言えば、好みの問題もあるとはいえ、多くのフィットネストラッカーと比べて優れていると言って過言ではないでしょう。

先代のCharge 3とほぼ同じデザインながら、わずかに幅が広くなって画面の見やすさを少し改善していますし、腕時計は(重量的にもルックス的にも)重いのがイヤだと感じる人にとって、ひとつの答えを提示していますね。

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Photo: 田中宏和

スペシャルエディションの場合、標準で交換バンドが付いてくるのも、好印象です。

ワンタッチで簡単に交換できるので、気分に合わせたり、TPOに応じて付け替えるのもいいと思います。

その他

  • ・ほぼ付けっぱなしでOK。充電は、4~5日くらい持ちます。充電が30%を切るとマズいと焦ってしまうんですが、そこからでも丸1日使ってまだお釣りが来るレベル。
  • ・私はお風呂のときだけ充電するサイクルが合っていました。100%になってなくても気にせず腕に巻きます。
  • ・なので、睡眠管理機能も実用的。

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