Roku 5.1サラウンドサウンドシステムレビュー:低価格でホームシアター作り。お家サウンドの新たな選択肢

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Roku 5.1サラウンドサウンドシステムレビュー:低価格でホームシアター作り。お家サウンドの新たな選択肢
Photo: Alex Cranz (Gizmodo)

お家時間増で、あれこれ環境を整えたい人に朗報。

あれこれやりたいからこそ、コストは抑えたい。ホームシアターを安くアップグレードするならRokuです。既存のRokuプロダクトを使って5.1サラウンドサウンドシステムを実現できます。米Gizmodo編集部がレビューしました


今年初めに発表された、Roku既存のサウンドバー、サブウーファー、ワイヤレススピーカーを全部まとめることで、5.1サラウンドサウンドシステムを作るという手法。Sonosをライバル視しつつ、価格はぐっと抑えたRaku。発表から数ヶ月、レビューして実感しました。Rakuグッジョブ! 低価格でワイヤレスサラウンドサウンド環境をお家で作りたい人はこれだ!

Roku 5.1サラウンドサウンドシステム

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Photo: Alex Cranz (Gizmodo)

これは何?:Rokuのスマートサウンドバー、ワイヤレススピーカー、ワイヤレスサブウーファーを使ってワイヤレスの5.1サウンドシステムを作るという新ソリューション。

価格:500ドル(約5万4000円)。

いいところ:安い。セットアップが簡単。音そこそこ。STB内蔵。

残念なところ:STB内蔵はなくてもよかった。より高価格のシステムと比べると(当たり前だけど)音質は劣る。

5.1chサラウンドシステムの3つめの選択肢

Rokuが今回5.1サラウンドサウンドシステムを発表するまで、お家でサラウンドシステムを作ろうと思えばユーザーの選択肢は2つ。Sonosのシステムを少しづつ(ボーナスや臨時収入で)集めていくか、安価のVizioなどのセットを買うか。Sonosは高い(全部集めると1,300ドル=約14万円)し、VizioのSB3651はセットアップが難しいわりに音はそこそこ。Rokuは、今、ここに加わるバランスのとれた3つめの選択肢となります。

RokuシステムはVizioよりはそりゃ高い。Viziosは安いものだと160ドル(約1万7000円)からありますからね。ただ、Rokuはそれぞれのパーツ(スマートサウンドバー、ワイヤレススピーカー、ワイヤレスサブウーファー)をまとめて一気買いしても500ドル(約5万4000円)ほど。また、1回の出費を抑えたいなら個別で買って集めていくのもありです。

セットアップが簡単

数ヶ月前、最初のRokuシステムをセットアップした時は、ぜんぶまとめて一気に設定したのですが、これが驚くほど簡単シンプル。全部設定するのに5分もかかりませんでした。それぞれパーツを電源につなげて、テレビに映るRokuスピーカーセットアップガイドを見ながら手順に従って進めるだけ。あれこれ手伝ってくれたルームメートも、手順の簡単さ、そのスピーディーさに驚いていました。

STBが統合されているのはいい面も悪い面もある

セットアップが簡単、少しづつ集められるので予算が組みやすい以外にも、Rokuのシステムはサウンドバーにセットトップボックス(STB、ストリーミング端末)が統合されているので、STBを持っていない人には魅力的仕様。ただ、Roku OSがすでにちょっとデザインが古いのと、STBの寿命ってテレビやサウンドバーより早い気がするので悩みどころでもあります。個人的には、STBは、テレビやスピーカーシステムに統合させたくない派。

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セットトップボックス内蔵のサウンドバー。HDMIと光デジタル端子あり。
Photo: Alex Cranz (Gizmodo)

サウンドバーにRoku STB内蔵ということは、すでにSTB持っている人は、それに取って代わるということに。ただ、手持ちの外付けSTB(Nvidia Shield、Apple TV、PS4を今回テスト)を一緒に使っても、使わなくても動きは問題ないのであまり気にしなくてOK。テレビにつないだら、あとは音はすべてRoku 5.1サラウンドシステム経由で出てきます。Disney+の『ブラックパンサー』を見てみましたが、Roku STBもApple TVと同じ音です。つまり、Rokuのサウンドシステムを購入する場合、STB内蔵だからその分余計にお金かかると考えるよりも、システムにSTBfがおまけでついてくると考えるのがいいかと。

Sonosに比べ800ドル安いけどその分の差はある

Rokuサラウンドサウンドシステムの最大の魅力のひとつは、もちろんその価格。Sonosの1番安い5.1システムと比べても、Rokuならその800ドル(約8万6000円)ほど安く仕上がります。問題は、音に800ドル分の差がでるか?ということ。残念ながら、答えはYES。特にサブウーファーに違いがでます。Sonosのウーファーは、Rokuよりはるかに多くのディティールを出すことができますから。Sonosが洗練されたクリアで大きな音が出せるとしたら、Rokuはただ大きな音が出せるというだけ。それでもテレビ内蔵スピーカーの音と比べたら、Rokuの方がもちろんグレードアップしています。Rokuは悪くない、いい。でも素晴らしいというわけではない。値段に応じて、上には上がいるって話です。

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上にあるのがSonos Beam。下がRoku Sound Bar。Sonosの方が小さい、高い、音がはっきりしてる。
Photo: Alex Cranz (Gizmodo)

スマホから音楽を飛ばせないという欠点がある

さらに、RokuはAirPlay 2経由、Spotifyなどの音楽サービスのアプリから再生できません。スマートフォンのアプリから音を飛ばせないということ。あくまでも(テレビを中心とした)ホームシアター環境のツールという位置づけです。

家中のワイヤレスサウンド環境を整えたいという人は別として、ホームシアターシステムを作りたいという理由でSonosを検討していた人は、Rokuのシステムを選択肢に入れてみるべき。すべて集めて500ドル(約5万4000円)という安さ。セットアップの簡単さ。テレビ内蔵のスピーカーよりも明らかに音のいい5.1サラウンドサウンドシステム。低価格でホームシアターを作るならオススメ間違いなし。

まとめ

・Sonosよりめちゃくちゃ安くできる。けど、Vizioなどと比較すると高くはなる。
・セットアップが驚くほど簡単。
・音大きい。
・サブウーファーがイマイチ。


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