オレ、どこにでも居る普通の扇風機。
でも、ある日気が付いたらなんだかヘンなフィルターを付けられていた。周りが言うにはオレの吐く空気が、世界を浄化しているというのだ。どうやらこの世界は、扇風機が空気清浄機になる世界らしい。
そんな転生生活が始まるであろう、アイテムが「洗空気(せんくうき)」。
市販の扇風機に取り付ける空気清浄機で、市販の扇風機のファンを取り外して装着することで、空気中のゴミやホコリを捕らえる空気清浄機へと転生できるのです。
つまりフィルターがめっちゃ回転するってわけよ。

こんなの付けて空気吸うの? と、疑問にも思いましたが、実証動画を見る限りちゃんとスモークを吸っています。
しくみとしては、「洗空気」が回転すると遠心力によって前後から空気を吸い込まれ、フィルター側面から排出するという流れ。
フィルターの性能としては「日本のJIS規格のHEPAフィルターと同等の除去率のものを使用」とのことで、0.3μm以上の物質(花粉・ハウスダウトなど)を99.97%除去できるとしています。実験によると、10.2㎡中の超微細な塵を1分で1.3㎥除去できたとのこと。
扇風機を転生させるアプローチと気密性とは?なノーガード戦法が前例なさすぎて、この結果の優劣がイマイチよく伝わらないんですけど、フィルターをぶん回すことでホコリをキャッチするというアプローチは、わりかし理にかなっているのでは? ほら、1シーズン使うと扇風機のファンって、ホコリも積もりますし…。
ちなみに、このご時世なのでウイルスも気になると思いますが、彼らはさらに小さい0.1μm前後。このフィルターで有効なのはホコリや繊維くず、カビの胞子や花粉といった比較的大きめの浮遊粒子です。
対応畳数は最大16畳、最大効果が発揮されるのは6畳程度であるとのこと。フィルターは使い捨てで、1日約8時間の使用で、4〜6ヶ月使えるそうですよ。
価格も3,980円とお安めですし、涼を求めるのはエアコン様にお願いするとして、空気の循環を目的とするなら、扇風機はファンじゃなくてこちらを回しておくのもアリかも?とちょっと思っています。
市販の扇風機に装着できますが、非適合機種もあるので、こちらから確認しておきましょう。