いくつもの解錠方法と、細かい時限設定が便利。
指紋やスマホで解錠するドアノブはいろいろありますが、現在INDIEGOGOでクラウド・ファンディングをしている「S1」がすばらしくスマートなんです。
解錠方法にいくつもの選択肢あり
0.5秒未満で読み取る指紋解錠やスマホの無線解錠はもちろん、音声アシスタント、NFCチップ、暗証番号、最終的にはカバーを外せば物理的な鍵も使えます。
さらに、曜日や日付限定で解錠できるようにしたり、一回きりのゲスト用の番号も生成でき、最大50個の異なる指紋を記録するというのです。つまり家でAirbnbの経営をしたり、配達業者に荷物を届けてもらったり、決まった曜日に来るお手伝いさんを入れてあげたり…なんてことが可能になってしまいます。
防犯対策も
間違った暗証番号が6回と未登録の指紋が15回検出されると、アプリに警報が届いて鍵が15分間施錠される機能もあるため、防犯にも一役買います。
そしてアプリを使えば、自宅にいなくても遠隔解錠ができます。よっぽど信用できる人じゃないと、自分が不在の時に入室させるのは不安ですが…時にはそんな状況も生まれるかもしれませんよね。
こちらは5分の動画で、細かい設定の方法が説明されています。
単3電池3本の寿命は1年ほどとのこと。コスパ良さそうですね。
1000%近いクラファン達成率
「S1」は超早期便で、指紋認証とブリッジのない「ベーシック」セットが定価より34%オフの約1万円。指紋認証とブリッジがセットになっているプランは約1万7000円ですが、ブリッジがないとリモートでのユーザー管理やアプリでのアクセスログの確認ができないとのことで、絶対「デラックス」セットの方がお勧めです。
目標金額は約54万円に設定されていますが、執筆時には324人より、956%超えの514万円以上の出資金が集まっていました。かなりの期待度であることが伺えますね。

かつてはスマートロックに締め出され、東京で朝までスマホも財布もなしでサバイバルした人の話がありましたが、この「S1」だったら苦労せずに済んだかもしれませんね。