参加できる人数は、現時点で未公表。
Spotify(スポティファイ)がプレミアム会員向けに新機能「Group Sessions」をベータ版として発表しました。自宅で過ごすあいだも、家族やルームメイトと一緒にプレイリストの管理ができるようになるみたいです。
新機能「Group Sessions」にできること
スキャン可能なコードをほかのユーザーと共有すると、同じプレイリストのコントロールができるようになるんだそうです。アクセス権を得ると、次に再生する曲の追加や削除、曲のスキップや再生、一時停止などの操作が可能になります。
スポティファイにはすでに、家族の好みに合わせたプレイリストを作る「Famili Mix」がありましたが、「Group Sessions」はリアルタイムでアップデートができるのが特徴であるようです。
「Group Sessions」のプレイリストは、1時間以上何の操作もなければ終了するようになっているとのこと。その時点でまだプレイリストに曲が残っていたとしても終わるのかどうかは、明確ではありません。また、セッションに参加できる人数も公開されておらず、無制限である可能性も。
人と集まれるようになったら、そこに居合わせた全員がDJになれちゃうってことですかね(現時点で明らかになっている情報によると、物理的にコードをスキャンできれば誰でも参加できる想定)。
Zoom爆弾ならぬ、Spotify爆弾の予感
いずれにせよスポティファイの新機能は、席を立ち上がってプレイリストをコントロールする手間もなく、スマホひとつで楽に操作できちゃうという意味では「TouchTunes」のようなアプリに近いかもしれません。
私(米GizmodoのJoanna Nelius)は過去に、バーを巡りながらTouchTunesアプリでChumbawambaの「Tubthumping」を10回連続で再生したことも。ここぞとばかりに支払いをして、誰も曲をスキップできないようにしました。
そんな使い方をしたことがある身からすると、家族やルームメイトで同じようないたずらを仕掛ける人もいるんじゃないかって思っています。在宅勤務中、近所の人の音楽がうるさくてBluetoothスピーカーを乗っ取ることで解決するという爆弾を投下した人もいますからね。スポティファイの新機能「Group Sessions」も、いろいろな楽しみ方がありそうです。