Fitbitがユーザー調査。ロックダウン下で精神安定が向上したらしい

  • author 中川真知子
Fitbitがユーザー調査。ロックダウン下で精神安定が向上したらしい
Photo: 中川真知子

外に出られないのは辛いけど…、生活の質は向上した。

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。日本でも、自粛とテレワークと学校休学で、多くの人が外出できなくなっていました。日本はすでに緊急事態宣言が解除され、その後の東京アラートも解除されて、まぁなんとなく日常(というかニューノーマル)が戻りつつあります。

そんな中、Fitbitはパンデミックが私たちの健康にどんな影響を与えたのかを世界中のユーザーを対象に分析していたんですって。結構おもしろい結果が出ていますよ〜。

大まかにいうとこんな感じ。リリースから抜粋しますね。

安静時の心拍数が改善(低下)した。また、特に若い世代で顕著な結果となった

歩数は低下傾向、アクティブな心拍ゾーン時間は増加傾向が見られる国が多かった(日本では歩数は低下したものの、アクティブな心拍ゾーン時間も低下した)

睡眠時間は増加

就寝時間のブレは低下

・相乗効果が見られ、複数のよりよい行動をとったユーザーでは、さらに高い改善効果が見られた

具体的には以下の通りです。

安静時心拍数

まず、安静時心拍数は世界の多くで改善! 安静時に心拍数はストレスや精神状態に影響されます。遺伝もあるそうですが、外出しないことで何らかのストレスが取り除かれたと考えてもおかしくないでしょう。

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Image: Fitbit

ちなみに、スウェーデンとオーストラリアに変化があまり見られないのは、スウェーデンは外出制限が行なわれなかったから。オーストラリアは…、なんででしょう?

アクティブな心拍数

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Image: Fitbit

アクティブな心拍ゾーンに関しては、スペインで大幅減少。日本とメキシコは1日あたり5分以上減。しかし、ヨーロッパ各地とアメリカでは1日あたり5分以上の増加だったそうです。オフィスに行けない分、意識的に運動しようと思ったのでしょうか。

歩数

歩数は、北アメリカとアジア太平洋諸国では歩数は減少したものの、ヨーロッパのドイツ、アイルランド、ノルウェ ー、スウェーデンでは増加していたとのこと。外出禁止令が出ていなかったスウェーデンは、やっぱりというところですね。

睡眠時間と就寝時間

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Image: Fitbit

これは想像通りですが、全ての国で睡眠時間の増加が見られたそうです。中でも顕著だったのが、オーストラリアとニュージーランド、そしてアイルランド。意外ですが、インド、スウェーデン、そして日本ではそこまで顕著な変化が見られなかったそうです。

スウェーデンはなぜでしょうね? そして、日本はステイホームになっても勤勉なのでしょうか。日本人にはもっともっと寝てほしいところですが。普段本当にたいへんなんだから、こういうときは免疫をあげるという意味でもたくさん寝ていただきたい。寝ない理由がNetflix一気見しているから、とかZoom飲みが楽しいから、とかならよいんですけど。

生活向上は勘違いじゃなかった

パンデミックになって外出できなくなったとき、夫のテレワークが決まったとき、息子の休学が決まったとき、父がアルバイトに行かなくなったとき、家族の家事を主に担う私は、ホッとした反面「これからたいへんだ〜」とも思いました。

しかし、ステイホームが始まってすぐに、夫の顔色がよくなったことに気づきました。往復3時間の通勤時間がなくなり、夕方6時に一緒に食事を囲めるようになって、顔から疲労感が減ったと感じました(運動量が減ったので体重は増えたみたいですが…)。24時間家族が揃っているのは精神的に辛いこともありましたが、Fitbitのデータを見る限り健康面は向上していたんだなと再確認できました。この結果は、生活スタイルを見直す後押しとなりそうですね。

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