GPU三つ巴。
先日、Intelの中の人が、噂のIntel XEグラフィック搭載のラップトップでめちゃくちゃスムーズに『バトルフィールドV』をプレイする動画をTwitteにポストしていましたが、それに続いてAcerから、Intel XE搭載ラップトップが正式発表されました。
Acerの14インチラップトップSwift 5。厚さ(約1.5センチ)、重さ2.2ポンド(約1キロ)で機動性の高い端末です。GPUチョイスはIntelの統合グラフィックXE、又はNvidiaのディスクリートGPU Max350。価格は1,000ドルから。
注目したいのは、統合グラフィックXEで、IntelがTwitterなどでアピールしているようなヌルヌルスムーズプレイが本当にできるのかどうか。薄くて軽いSwift 5のような端末で、馬力のあるディスクリートGPUなしで、本当にそれができたらありがたい。ビッグディールです。まぁ、できると思っているからアピールしているんでしょうけど。そこは、実際にレビューしてみたいところ。

グラフィック以外のスペックは、Intel第10世代CPU、RAM最大16GB、M.2 PCIe SSDs、ポートはUSB-Aが2つ、USB-Cが1つ、そこにフルサイズのHDMIがついてます。端末が薄く軽いだけでなく、ポートが充実だと持ち歩くケーブルも減るのでよ機動性がより高かまります。Windows Hello連携の指紋リーダーもあり。
このスペックでこの価格は素晴らしいのですが、あえて難点をあげるとすればディスプレイの明るさでしょうか。14インチフルHDのタッチスクリーンは、最大で明るさ300nits。室内で使うには問題ないにせよ、外だと見にくいこともありそう。ポータビリティ抜群の端末だけに、これは惜しいですね。ベゼルが薄く端末におけるスクリーン比が約90%というので、不十分な明るさはこれで折り合いをつけるという考え方も、それはそれであり。
大騒ぎするような派手さはないものの、お買い得な端末ではあります。Intel XEの実際のパフォーマンス次第では化ける可能性も。
Acer Swift 5は10月発売予定(北米)。
