何が出るかな、何が出るかな…?
毎年この時期になるとワクワクドキドキしてきちゃうのは、Apple(アップル)の開発者向けカンファレンス「WWDC」があるから。今年は初のオンライン開催になりますが、毎年リアルタイムで視聴しているギズモード編集部は、今から楽しみで楽しみで仕方ありません。
そこでこの記事では、WWDCとは何なのか、そしてなんでギズモードがそんなに楽しみにしているのかについて、ちょっと解説したいと思います。
そもそもWWDCって何なのよ
WWDCの正式名称は「Worldwide Developers Conference」。Appleが毎年開催している開発者向けのカンファレンスです。開発者向けということで、どちらかというとOS周りなどのソフトウェア的な話が多いのが特徴。対象となるのはプログラマーやシステムエンジニアの方々、という感じです。一般に公開されるのは基調講演と一部のカンファレンスのみとなっています。
「なんだ、一般のMacユーザーはあんまり関係ないじゃん」と思いがちですけれど、油断してちゃいけません。例年、iOSやmacOSの大きなアップデートが発表されているんです。また、毎年っていうわけではないんですけど、基調講演ではハードウェアが発表されることもあるんですよ! アイコニックな製品も発表されていたりもするので、WWDCをスルーするなんてことはできないんです。
これまでWWDCで発表されてきたハードウェアたち
せっかくなので、これまでWWDCで発表された主なハードウェアをかいつまんでご紹介しましょう。

2008年には「iPhone 3G」が発表されました。これは衝撃でしたよ。だって「スマートフォン」という概念がここから生まれたわけですから。翌年は「iPhone 3GS」が発表され、日本でも発売されました。発売当日は徹夜で並びました。

2012年には、Retinaディスプレイ搭載の「MacBook Pro」が、2013年は円筒形フォルムの「Mac Pro」が登場しました。これもインパクトありましたね。

最近では、2017年の「iPad Pro」や「iMac Pro」、Apple初のスマートスピーカー「HomePod」、昨年2019年は「Mac Pro」と「 Apple Pro Display XDR」が発表されました。
WWDCでは突然ハードウェアが発表されることが多いので油断大敵。歴史的瞬間に立ち会えるかもしれないと思ったら、そりゃあ夜更かししちゃいますよ。
今年はオンラインで開催。日本時間6月23日午前2時から!
今年のWWDCは、初のオンライン開催となります。基調講演は現地時間2020年6月22日午前10時(日本時間23日午前2時)から配信される予定。どうやって見るかはこちらの記事を参考にしてください。
今年は何かハードウェアが発表されるかな? 昨年肩すかしをくらったアレとか、噂されているアレとか出ちゃうかもしれません。こりゃ目が離せませんよ! もちろんギズモードではリアルタイムで基調講演の模様をお伝えします。みんなで一緒に歴史の証人になりましょう!
2020年6月18日修正:初出時、ボンダイブルーのiMacがWWDCで発表されたとしていましたが、それに先立って発表済みだったのではないかという指摘をいただきました。確認を行ったところ誤りだったことを確認したため、当該部分を削除しております。記事に誤りがあったこと、お詫び申し上げます。