この可能性すごくない?
WWDC 2020でのメインディッシュとも言えるApple Silicon(アップルシリコン)。今後数年をかけてMacはARMのApple Siliconチップに変わっていくとのことですが、そこで不安になるのが既存のアプリは使えるの? という問題。
この僕らのハテナに対して、Apple側はXcodeでのApple Siliconへの最適化機能「Universal 2」や、従来のIntel Mac向けアプリをApple Silicon上で動かすための「Rosetta 2」などを用意しています。
発表の中では、いくつか互換性を示すデモが流されました。それらの中で個人的にびっくりしたのが、「Parallels Desktop」での仮想化機能が引き続き利用できるというところ。
本当にさらっとですが、Apple Siliconのmac上で、Parallels Desktopの仮想環境でLinuxを走らせている様子が紹介されていました(動画の1時間41分あたり)。
Parallelsによると、これはApple Siliconを搭載したMacで実行できる「Parallels Desktop for Mac」の次期バージョンのプロトタイプデモとのこと。
僕、ARMになったらParallelsでの仮想化は難しくなるだろうなぁ…と思っていたのですが(実際のところ技術的には難しいのかもしれませんが)、Apple Siliconに切り替わった後でも他のOSを再現できるのは手放しでバンザイですね。
ん? まてよ?
これはものすごく希望的観測なのですが、ARMなApple Silicon(Apple A12Z)で、Parallels Desktopが走るなら、ひょっとしてiPad上でもWindowsが仮想化されて走る未来がやってきたりしちゃいます?
しませんかね? したらよくないですか? …しよ?
Source: Parallels, YouTube(Apple)