自動演奏機能付きピアノで音大リモート入試。ドイツのピアノを海外から弾いちゃいます

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  • author ヤマダユウス型
自動演奏機能付きピアノで音大リモート入試。ドイツのピアノを海外から弾いちゃいます
Image: PRTIMES

おお、ニューノーマル…!

コロナ禍においても、入試試験はやってきます。ドイツのフライブルク音楽大学は、ヤマハの自動演奏機能付きピアノ「ディスクラビア」を使ったリモート実技試験を実施するそうですよ。

音大の試験といえば、やっぱり演奏。本来ならばドイツの試験会場に多くの受験者がやって来てピアノを演奏するのですが、現在は欧州をはじめ世界各国で、外国人の受験参加が難しくなっています。そこで考え出されたのが、遠隔地からの演奏によるリモート試験です。

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仕組みとしては、ディスクラビアをネットに接続して、遠隔地の演奏をドイツの試験会場に設置したディスクラビアで忠実に再現する、というもの。日本から2名、中国から1名がこの遠隔受験に参加し、技術部分をヤマハがサポートしました。演奏の未来を考えるヤマハらしい取り組みですな〜。

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気になるのは演奏の再現性ですが、繊細なタッチやペダル操作などもほぼ正確に、かつリアルタイムに再現できているとのこと。リアルタイムなので演奏の様子や審査員の表情などは互いに確認できるわけです。

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フライブルク音楽大学はディスクラビアを使った遠隔レッスンは何度か実施してきたものの、国際間での公正な試験に用いたのは初めてとのこと。クリストフ・ジシュカ教授いわく「フライブルクのピアノの鍵盤の動きは上海や東京からのビデオと完全に一致し、10,000キロメートルの距離があるにも関わらず、まるで講堂で直接演奏されているかのように誰もが感じました」だそうで、リモート演奏の可能性をひっしと感じます。

録音データや映像ではなく、生演奏をそのままリモートで届けちゃうというのが素敵ですね。演奏のために現地へ行かなくて済むのも、大きなグローバル化なんじゃないでしょうか。ゆくゆくはリモートでコンサートもできちゃったり?


Source: PRTIMES

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