全てのDyson(ダイソン)オーナーが欲しくなるのでは?
本日Dysonからコードレススティッククリーナーの新製品「Dyson Digital Slim」シリーズが発表されました。
こちらは、日本の住環境に向けて開発されたとのことで、変わらない吸引力というDyson掃除機の強さを維持したまま、2019年に発売された「Dyson V11」と比べて25%軽く20%小型化。重量1.9kgと、なんとびっくり2キロ切りを果たしています。
そう、これって軽量モデルの 「Dyson V8 Slim」(2.15kg)よりさらに軽いんです。
モーターとサイクロン、ヘッドも変えた軽量化のアプローチ

心臓部は、新開発された小型で軽量な「Dyson Hyperdymium(ハイパーディミアム)」モーターを搭載。サイクロンユニットもV11シリーズと比べて5%小型化されています。なお、小型化しつつも高い吸引力・分離効率を維持しているとのこと。

クリーナーヘッドも再設計された「Slim Fluffy クリーナーヘッド」。
「Dyson V8 Slim」に搭載されているモデルと同じくスリムなモデルで、Dyson V11シリーズと比べて40%の小型化、40%の軽量化が図られています。延長ノズル部分もやや短く細めになりました。
小回りが効くようになり高さも減ったので、家具の下などにもスルリと。幅広のブラシによって、壁際までアプローチできるのもいいですねー。

グリップサイズも小さくなって、持ちやすさも向上しています。V11シリーズの進化系なので、背面の液晶も続投。
これ、使い始めると本当に便利ですよ。
残り時間がリアルタイムにわかりますし、フィルターが外れていたりすると警告が出て、直し方もヴィジュアルとして確認できます。ものすごく親切。

吸引力の実力は、Dysonおなじみの比較実験でも。
ヘッドを取り付けたままの状態でビーズを吸ってみるという実験では、他社掃除機よりビーズは高速に踊っていました。
Dysonによると、コードレススティッククリーナーの中で最もパワフルなモデルはDyson V11シリーズとのことですが、これを見る限り「Dyson Digital Slim」もパワーは十分。まぁ、吸引力に関しては今更語らなくても良さそうですね。
バッテリー着脱式が最高過ぎません?

軽くなっただけでなく、バッテリーアプローチも変化しました。
バッテリーはユーザーによって交換できる着脱式になりました。従来モデルもユーザによるバッテリー交換はできましたが、ドライバーが必要だったのでこれは嬉しい変更点。
この着脱式ならバッテリーがヘタってきても手軽に交換できるし、なんなら予備バッテリーを用意すれば2倍使えます。Dyson V11シリーズと比べると最長稼働時間が60分→40分に減っていますが、予備バッテリー使えた方がいいよね(現在Dyson V11シリーズも「V11 Absolute Extra」のみ、この方式になったようです)。
クリアビン水洗いも最高過ぎません?

今回はクリアビン(ゴミがたまる場所)も水洗いできます。きれい好きな日本のユーザーもこれにはニッコリ。
いやぁ〜…これまでのDyson掃除機の不満を全部潰してきたね。すべてのDysonオーナーがヤられそうな無双感すら感じています。
事実、僕もDyson V11を自宅で使っているのですが、やっぱり重さが辛い。充電ブラケットから取り出す時も「えいや!」と気合が必要ですし、階段はちょっとした修行。上に向けるときは両手で支えても腕がプルプル。こうした負担が25%軽くなると考えるとV11オーナーとしては、それだけでもほしいんだけど?
「Dyson Digital Slim」の価格は、Dysonの直販ストアだと6万4900円(税込)から。
1年前は「Dyson V11」に飛びついて幸せだったけど、今は改めてこれを選びたい気持ちでいっぱいだ!
Source: Dyson