ついにフォードのピックアップトラックもEV化!
Ford(フォード)のピックアップトラック「F-150」が、完全EV化して2022年の中頃に登場する、とCNBCが報じています。
今度は綱引きで勝ちたい
Tesla(テスラ)が「Cybertruck」を発表したときに、綱引き勝負の相手にさせられた「F-150」。あのときは下り坂なのに負けて、再戦を希望していたんですけどね。なので、これでやっとリベンジできるようになります。
「マスタング」はすでにEV化された「マッハE」が発表されていますが、アメリカでピックアップトラックがもっとも売れている背景を考えると、これは当然の流れでしょうね。加えてフォードは、シャトルバスとして使うバン「トランジット」も同じくEV化するようです。
モデルもエンジンもたくさんある「F-150」
ガソリン車の「F-150」は約300万円の「XL」から約725万円の「Limited」まで7種のモデルがあり、エンジンも3.5Lで375馬力のエコブースト・エンジンや、3.0Lのパワー・ストローク・エンジンを積んだターボ・ディーゼルなど6種類があります。
EVになったらどれほどのパワーになるか、正式な発表が行なわれる7月25日に詳細が判明することでしょう。
他社のEVピックアップに追い付けるか?
「Cybertruck」はかなりブっ飛んだトラックですが、以前はTeslaを出し抜いてRIVIAN(リヴィアン)が自動運転トラック「R1T」を発表し、最近はNIKOLA(ニコラ)も爆速EVピックアップ「BADGER」を発表しました。
Fordといえばアメリカを代表する自動車メーカーで、「F-150」が売れ筋だというのに、ちょっと波に乗り遅れた感が否めません。2月の時点で53万2,000台が予約されたといわれる「Cybertruck」に追い付けるでしょうか?