スマウォにペンギンが宿るのはレア。
Suicaが使えるなんて当たり前じゃ?と思うかもしれませんが、そーでもなかったり。スマホだと使える製品が多いですが、Suica対応のスマートウォッチとなるとApple Watchの独壇場という状態が続いていました。
でも先日、ウェアラブルメーカー「Garmin(ガーミン)」の製品が新たにSuicaに対応したと発表に。Suicaが使えるスマートウォッチが増えたわけです。スマウォで改札をパス&電子決済したい!という人にとってひとつの選択肢になるのでしょうか? 実際使ってみた印象をさらっとご紹介します。
使うのに必要なもの
専用アプリ「Garmin Connect」を利用して↑の動画のように設定を行ないます。Suicaを使うのに必要なものは以下。
・Suica対応のガーミン製スマートウォッチ(こちらにまとめてあります)
・スマートフォン(iOS/Android両対応)
・Googleアカウント
・Google Payに対応したクレジットカード
支払いには、Google Payに登録したカードを使います。事前に用意しておくとスムーズに設定を終えられるでしょう。
仕様に注意
注意したいのが、ガーミンのSuica独自の仕様です。ちょっと縛りがありますね。
・Suicaは設定アプリ内でスマートウォッチ用に新規発行する必要あり(既存のSuicaカードを読み込んだりできない)
・チャージ式で、上限額は2万円
・定期券が使えない
利用感
改札やレジでかざせば一瞬で決済が完了します。この辺はApple Watchなどと変わりありません。ラピッドエクスプレスカード設定が可能で、認証を飛ばして決済するようにもできます。仕事の息抜きにふらっと散歩に出て、気分でコンビニに寄れるのが非常に便利。定期券が使えないのは、リモートワーク中心になっている関係で気にならず。
定期券圏外への移動が多い人や、コンビニ等での少額決済のためにSuicaを使いたい人向きですね、これは。
Suica対応でぐっと良くなったガーミンのスマートウォッチ
「ガーミンのスマートウォッチ、格が上がった…」と思いました。昨年にレビューしたときには電子決済対応を謳うものの使える店舗/クレジットカードが少ないのが不満でした。でも、今回対応したSuicaは対応店舗が多く、チャージに使うGoogle Payも利用できるカードが多いです。使える人の幅がぐっと広がったはず! 純粋に上方修正された感がハンパない。
ガーミンのスマートウォッチには残りHPがわかったり、運動で成長したパラメータがわかったりする機能があり、健康管理に気を使っている人や、日常的に運動をする人とはかなり相性がいいと思います。今回はVenuというモデルにSuicaを入れて使っていました。このモデルは音楽再生・スマート通知など、スマートウォッチに求められる機能を網羅し、バッテリー持ちも長め。ガチガチのスポーツ系スマートウォッチが多いガーミンですが、ふだん使いするならこの辺りがおすすめかなーと思います。
Source: Garmin