ゲーミングPCを持ち運びたい。野望のモバイルPC「GPD WIN MAX」ファーストインプレッション

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  • author 金本太郎
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ゲーミングPCを持ち運びたい。野望のモバイルPC「GPD WIN MAX」ファーストインプレッション
Photo: ギズモード・ジャパン

日本の正規代理店・天空の山田さんいわく「PS4世代のゲームを持ち運べる」そうです。

「ゲーミングPCを持ち運んでどこでもPCゲームが遊べたらいいのにな」なんて、PCゲーマーが抱きがちな欲望を叶えようとしているメーカー・GPD。今回、その新作「GPD WIN MAX」に触れる機会があったので、ハンズオンをお届けします。

※今回ハンズオンできたのは評価機です。実際の製品と異なる点があるかもしれません。

MacBook Air級のスペックを8インチのボディに凝縮

ふだん、ギズモードではスペック表はあくまで補助みたいな扱いなんですが、このマシンについてはまずスペック書きますね。

CPUCore i5-1035G7
GPUIris Plus 940(CPU内蔵GPU)
メモリ16GB LPDDR4 3733
ストレージ512GB M.2 NVMe/AHCIデュアル
ディスプレイ8インチ 1280×800ピクセル
通信Wi-Fi 6
ポートUSB-C×2(1つはThunderbolt)、USB-A 3.0×2、
LANポート、ヘッドホンジャック、
microSDカードスロット、HDMI
サイズ207mm×145mm×26mm
重量790g

同じスペックのPCをぱっと探し出せなかったのですが、Macbook AirやSurface Pro 7のCore i5モデルをちょっと超えるくらい、でしょうか。CPUも十分リッチですが、メモリやSSDに速いパーツを盛り込んでいるのはさすがの設計。

会場では『ファイナルファンタジー XIV』のベンチマーク結果が紹介されましたが、結果は標準グラフィック設定で「非常に快適」。マジか。みなさんのお手元のPCで『FF14』遊べます?

第10世代Core iプロセッサは内蔵GPUがパワーアップしグラフィック性能が伸びていますが、そのパワーを1280×800ピクセルのやや小ぶりなディスプレイに注ぎ込んだことが効いているのだと思います。

デモでは『ストリートファイターV』や『フォートナイト』がプレイされていましたが、とくに違和感なく遊べちゃいました。ただ、方向キーや右スティックなど、ボディ中央寄りのボタン類は手の小さい人だと操作しにくそう。

GPD_WIN_MAX04
Photo: ギズモード・ジャパン


GPD_WIN_MAX08
ベゼルはやや太め。
Photo: ギズモード・ジャパン


GPD_WIN_MAX07
スイッチ類のつくりはしっかりしており操作しやすいです。
Photo: ギズモード・ジャパン


GPD_WIN_MAX05
GPDのキー配列はクセ強めで使いにくいキーもあったのですが、これはよさそう。
Photo: ギズモード・ジャパン


GPD_WIN_MAX06
背面は上がUDBポート類、下が排気口。厚みで空間を設けているのか、ゲームプレイ時の熱が手に伝わりにくいように感じました。
Photo: ギズモード・ジャパン


IMG_20200608_200514
背面の吸気口すごい。
Photo: ギズモード・ジャパン


GPD WIN MAXの価格は9万5100 円(GPDダイレクト)、 10万1860円(Amazon.co.jp)。先行予約キャンペーン中で、ちょっと安くなったりおまけがついたりしてきます。

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