ぶつりのちからってすげー!
「GravGrip」なるアクションカム用の油圧式カメラスタビライザーがクラファン中でして、これがなかなかおもしろそう。今やジンバルといえばOsmo Mobileのような機械式ハンドヘルドが一般的ですが、バッテリーレスでもこーんなにヌルヌル動くんです。
Video: Kickstarter/YouTube油圧式、つまりはカウンターバランスによって水平を保つジンバルですね。ビデオ雲台でも油圧によって水性を保つものがありますが、「GravGrip」はポケットに入るほどコンパクト。その安定感はビデオを見ての通りで、バッテリーで動く機械式に劣ってるなんてことはありません。

動作対象はGoProのような軽量小型のアクションカムや、一般的なスマホ。iPhone 11 Maxのような大型スマホも動作確認済みです。Q&Aの「FDR-X3000は動くの?」という質問には「マウントポイントとカメラの重心次第」と答えていますし、他カメラもワンチャンあるっぽいですね。ちなiPhone 11 Maxは226グラム、ソニーのZV-1が294グラム…!

基本的には専用のポールをジンバルに取り付けて使用。セルカ棒のように自撮りったり、地上&俯瞰撮影する際には、きれいな水平が取れるでしょう。機械式ジンバルと違い手元でカメラの向き変えたりはできませんが、ポール含めてここまでコンパクトなら常備できるサイズ感。思い立った時に地面スレスレ撮影が楽しめる〜。

35ドル(3,760円)というお手頃価格も、バッテリーレスならではの魅力ですね。Vlogの絵面のバリエーションアップに、大いに貢献してくれそうじゃないですか?
Source: Kickstarter