持続可能性のあるサンドイッチです。
アメリカのスターバックスにて、この夏に向け植物由来の人工肉を挟んだ、「インポッシブル・ブレックファスト・サンドイッチ」が新メニューに加わります。
⚡️ Summer is in full swing at Starbucks. Today we’re excited to introduce two new cold coffee drinks and a delicious breakfast sandwich made with plant-based sausage available to customers in the U.S.Check it out: https://t.co/72jFx1cOKb
— Starbucks News (@StarbucksNews) June 23, 2020
アメリカでは人工肉がアツい
このサンドイッチに使われるのは、食品テクノロジー企業Impossible Food(インポッシブル・フード)社が作る、ビーフ0パーセントの人工肉です。
脂肪15%オフ、コレステロール90%オフでありながらも、「大豆レグヘモグロビン」という原料のおかげで、味は牛肉そのものということで、Beyond Meat(ビヨンド・ミート)社も、スーパーマーケット・チェーンで自然食品を売るTrader Joe’s(トレーダー・ジョーズ)も人工肉を作っています。米Gizmodoでは、食べ比べが行なわれたこともありました。
またバーガーキングでは「インポッシブル・ワッパー」が売られ、話題になったのは記憶に新しいところです。
サンドイッチの中身と背景
HYPERBEASTでは、職人技で作られるチャバッタで挟むのは、インポッシブル・ソーセージと熟成チェダーチーズ、そして鳥かごの外で育った鶏の卵で作った目玉焼きだと説明されています。
STARBUCK'S STORIES & NEWSの発表では、これまで牛乳の代わりに大豆、ココナッツ、アーモンド、オート麦などを採用してきた流れで、朝食用のサンドイッチも植物性のメニューが加わった、と伝えています。さらにこの人工肉を使うことで、廃棄物、二酸化炭素排出量、水の消費量を削減するという目標にまた一歩近づけるといいます。
もし食べる機会があれば、地球環境について思いを馳せつつ、かぶりついてみましょう。
Source: STARBUCK'S STORIES & NEWS, Twitter, HYPERBEAST