パソコンの充電器はもっと小さくなります。スリムなPD充電器まとめ

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  • author 三浦一紀
パソコンの充電器はもっと小さくなります。スリムなPD充電器まとめ
Photo: 三浦一紀

通勤・通学を軽やかに。

緊急事態宣言が解除され、自宅勤務しつつもたまに出社が必要...という人が増えるのではないでしょうか。そういう働き方がメインになると、自宅とオフィスをノートPCを持って移動する機会が増えます。今まではオフィスにPCを置きっぱなしだった人からすれば、移動中の荷物が増えてしまうわけですね。

そこで荷物の軽量化に役立つご提案。ノートPCに付属しているACアダプタ(充電器)を小型化するのはいかがでしょう? たとえばMacBook Proに付属してくるACアダプタって大きくて重いですよね。もっと小型のものにかえれば、普段の荷物がすっきり軽くなります。そんな「PC充電器スリム化計画」を実行するためのガイドを紹介します。

USB PD対応ノートPCならACアダプタをスリム化できる

この計画を実行するには、まず自分のノートPCの仕様を確認しましょう。

必要な条件は、ノートPCがUSB-Cポートを使った「USB Power Delivery(USB PD)」での充電に対応していること。対応しているかどうかは自分のPCの型番と「USB PD」でGoogle検索すればわかるはずです。もしこれに対応していなければこの記事の対象外ですので、素直にノートPCに付属する純正の充電器を使いましょう。

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MacBook ProはUSB PDに対応。
Photo: 三浦一紀

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Surface Pro 7のUSB-Cポートは公式に謳ってはいないものの、USB PDで充電できます。
Photo: 三浦一紀

ところで、そもそもUSB PDとは何なのでしょうか? これは、USBケーブルを使って大容量の電力を流すための規格。難しい解説は省略しますが、最大100Wの電力を供給することが可能です。

USB PDに対応しているノートPCならば、純正より小型のサードパーティ製のUSB PD充電器も選べるのです。

迷ったら王道の60Wクラスを選ぼう!

ノートPCの充電に必要な電力はPCの機種によって異なりますが、最近の主流は60W前後です。たとえばMacBook Pro 13インチは61W、Surface Pro 7は65Wです。もっと小型軽量のノートPCでは30Wや45Wのものもありますが、USB PDの場合は基本的に大は小を兼ねます。つまり60Wに対応した充電器を買っておけばだいたい対応できるのです。

ということで、今回は60Wの王道とされているサードパーティ製充電器をいくつかご紹介します。

RAVPower PD PIONEER 61W WALL CHARGER/急速充電器

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Photo: 三浦一紀

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Photo: 三浦一紀

この充電器の最大の特徴は、なんといってもそのサイズ。手のひらにすっぽり収まるサイズで重さ約105g。MacBook Pro 13インチに付属する61WのACアダプタは約200gですから、それに比べると半分ほどの重さしかありません。MacBook Pro 13インチならば約1.8時間ほどでフル充電できます。

どれにしようか迷った場合は、とりあえずこれを買っておけばいいでしょう。

AUKEY Omnia 65W

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Photo: 三浦一紀

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Photo: 三浦一紀

こちらは65Wに対応しつつUSB-Cポートを2つ搭載した製品。手のひらサイズで重さは約102gです。

このタイプは使い方にちょっと注意が必要。USB-C 1ポートだけを使い充電すると最大65W出力ができますが、2ポート同時に使用するとそれぞれ45W、18Wが最大出力となります。さすがにノートPC2台への同時充電はできませんが、MacBook Airなど少ない電力で充電できるノートPCとスマホを同時充電する使い方ができるのが魅力です。2ポート同時に使う場合、上のポートのほうがW数が大きい(45W)ので、ノートPCへ充電する場合は上のポートを使いましょう。

また、MacBook Proなど一部のノートPCでは規定のW数以下の充電器を使用しても充電が可能です。充電速度はやや遅くなりますが、ヘビーな作業をしないのであれば30〜45Wでも使用できます。小型かつ2ポートの充電器が欲しい場合はこちらがオススメです。

AUKEY Omnia 61W 1ポート

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写真はCES 2020で展示されたモックアップ。製品版とサイズが異なる可能性があります。
Photo: amito

こちらはまだ未発売のモデルですが、61Wながら43×43×30mm、重さ約86gという超小型軽量がウリ。USB-Cポートは1基ですが、同じ仕様のRAVpower 61Wよりも小型化されています。とにかく小さいほうがいい!という場合はこちらの発売を待ってみてもいいかも?

パワフルなノートPCなら90Wクラスだ!

MacBook Pro 16インチやゲーミングPCのように、GPUを搭載したモデルの多くは、80〜100Wクラスの充電器が付属しています。W数が大きくなっている分、純正充電器もかなり大きいです。

しかし、サードパーティ製の充電器のなかには、高出力かつ小型のものが増えてきています。そのなかから90Wクラスの注目製品をご紹介します。

RAVpower PD PIONEER 90W 2PORT WALL CHARGER

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Photo: 三浦一紀

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Photo: 三浦一紀

90W、2ポート仕様ながら、65×65×32mm、約259gというコンパクトな充電器です。一般的な90Wクラスの充電器に比べ、大きさは約半分、重さは約30%軽くなっています

しかもこの充電器、2ポート同時使用をした場合は接続端末に合わせて自動的に最適な電力を供給。たとえば60W+30W、45W+45Wという感じで充電してくれるので、ノートPCによっては2台同時充電することも可能になります。2台同時充電時は、片方のUSB-Cポートの最大出力は60Wです。

AUKEY Omnia 100W

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写真はCES 2020で展示されたモックアップ。製品版とサイズが異なる可能性があります。
Photo: amito

こちらは未発売のモデルとなりますが、ぜひご紹介させてください。なんと100Wながら重さが約150gなんです! サイズのイメージ的には、MacBook Airに付属する30Wの充電器と同じくらいとなります。USB-Cポートは1つですが、ノートPCの充電メインならば困ることはないでしょう。

このコンパクトさを知ってしまうともう戻れないかも

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左からAUKEY Omnia 65W、RAVPower PD PIONEER 61W WALL CHARGER/急速充電器、Ravpower PD PIONEER 90W 2PORT WALL CHARGER、MacBook Pro 15インチ用87W充電器。MacBook Proの充電器がいかに大きいかがわかる。
Photo: 三浦一紀

最初は純正で十分と思っていても、作業する場所がコロコロ変わると毎回コンセントに挿し直すのが面倒だったりします。

一番長く作業を行なう場所(オフィスまたは自宅)では純正のACアダプタを据え置きで設置、持ち歩き用にこの記事で紹介した小型の充電器を使うのがスマートかもしれません。

今までノートPCに付属している純正ACアダプタしか使用したことがないという方は、この機会に小型の充電器も検討してみてはいかがでしょう。実際に手に取って比べてみると、その差は一目瞭然。もう、純正の大きくて重いACアダプタは持ち出せなくなってしまうかもしれませんよ!

スリムなPC充電器 ほしい?

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