カーソルを探すために、マウスをガチャガチャ動かす生活とおさらば。
作業効率を上げたくて導入されるマルチディスプレイ。画面が広くなって快適っちゃ快適なんですが、たまに「あれ? マウスカーソルどの画面にあったけ?」と目が泳ぎます。視線は目をクリっの一瞬で動きますが、カーソルはマウスをぐいっと動かさないとその場でじーっとしてますからね。
でも、このあるあるな悩みとおさらばできる日は近そうです。
ユーザーの視線でカーソルを動かす
本日発表されたNECの新ノートPC「LAVIE Pro mobile」には、Glanceという「ユーザーの視線をチェックする」テクノロジーが搭載されています。
これで何ができるかっていうと、「いま見ているほうのディスプレイにカーソルを移動させる」スマートポインターなるギミックを実現しているんですね。もうカーソルを探して目やマウスをくるくるさせなくても大丈夫そうです。
カーソルのほかにも、ウィンドウを移動させるとき、見た方のディスプレイにウィンドウをワープさせる「スナップウィンドウ」もあります。

ほかにも、後ろの人の視線を検知してディスプレイの視野角をコントロールしたり、「他の人が画面を見てます」アラームを飛ばしたりと、プライバシーを守る機能も。これテレワークに便利そう。
なお、GlanceのテクノロジーはMirametrix社によるもので、同様のシステムはLenovo(レノボ)のマシンでもいくつか採用されています。これ、今後のスタンダードになってくんないかな。
訂正[2020.06.16]誤字を訂正しました。
Source: NEC LAVIE公式サイト