Apple Silicon移行&コロナ禍の今、買うなら「新型iMac」でしょ

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  • author 照沼健太
Apple Silicon移行&コロナ禍の今、買うなら「新型iMac」でしょ
Image: Apple

WWDCで発表はなかったけど、近々出るでしょう。きっと。

ということで、これからMac買うなら新型iMacで決まりじゃないですかね?

「Apple Silicon」が出ちゃった今、Macを買う予定だった人はどうすればいいのか?

「買いどきっていつ?」。これって今、一番むずかしい話題だと思うんです。だって「Apple Silicon(アップルシリコン)」が本当に発表されちゃ...

https://www.gizmodo.jp/2020/06/apple-silicon-buyersguide.html

いや、もちろん用途によるんですけど、iMacを待っていた人はもちろん、MacBook Proを買おうとしてた人も、きっと新型iMacがグッドチョイスになる予感がしています。

デスクトップMacの需要が上がってきそう

僕自身、15インチMacBook Pro (2018)をメインマシンとして愛用しており、性能的にもそろそろ次のMacが気になるタイミング。16インチMacBook Proの2020年モデルが出たタイミングでの購入を予定していました。

でも、最近はもっぱらデスクトップMacが気になっています。

その理由は大きく2つ。

・Macをモバイルする機会が減った

・MacBook Proに「設計の限界」を感じる

WWDCを見てのアップルの今後についての予想も含め、詳しく解説していきます。

iPadの進化とリモートワークの増加は、Macのあり方を変えるかも

そもそも僕がMacBook Pro 15インチモデルをメインマシンとして選んだ理由は「データを一元管理することで、どこでもほぼ同じ作業環境を再現できるから」。イメージとしては“持ち歩けるiMac”として盛り盛りにカスタマイズしたMacBook Proを使う感じですね。

しかし、新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの推進でモバイルする機会が減った今、MacBook Proをメインマシンとする理由が大幅に薄れてしまいました。

フリーランスの編集者・ライター・フォトグラファーとして仕事をしている僕ですが、取引先の多くの企業がリモートワーク推奨かつ社外の人間を極力オフィスに招かない姿勢のため、ミーティングはZoomなどのビデオ会議がデフォルトに。さらにインタビューについても、Zoomを通しての実施が増えています。実際、ここ最近僕が担当したギズモードの取材も全部リモートですしね。

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Photo: 照沼健太

そんな状況から、もし対面での打ち合わせや取材があったとしても、せいぜい数時間で済んでしまいます。複数の予定をハシゴして1日中外出するという機会が減ったことから、カフェでMacBook Proを広げることもなくなりました。だって、帰って自宅で作業すればいいんですもの。

さらに、iPad ProとMagic Keyboardがあれば現場レベルでの外作業はほぼ事足ります(まだスチル撮影がネックですが、簡易的なテザー撮影ならiPadでも対応できるようになってきています)。当初「いくらなんでも重すぎでしょ」と感じていたiPad Pro用Magic Keyboardだって、MacBook Proを持ち歩くのに比べればまだマシなので、マイナスイメージが覆りつつあります。

熱く、遅い。「ラップトップの限界」を感じる機会が増えてきた

そして、気持ちがデスクトップMacに向かっているもう一つの原因が、発熱による性能制限問題です。

僕はメインの作業環境において、MacBook ProをApple純正ディスプレイ「Pro Display XDR」と接続して使っているのですが、季節が夏に近づくにつれ、発熱によるCPUのクロックダウン(性能制限)に直面する機会が増えてきました。

せっかく高いお金を出してカスタマイズしても、その性能が発揮されないのなら宝の持ち腐れ。いくら「Pro」と名乗り、高性能なパーツを搭載したとしても、ラップトップはやっぱりデスクトップの性能制限版なんですよね。

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Image: Apple

そんな中、今回のWWDCで「そうそう!」と一番うなずいたのが、この場面。

既存のインテルCPUを搭載したMacでは、性能と熱効率や消費電力がトレードオフになっており、ラップトップはデスクトップに性能で大きく劣るということを示した図です。

つまり、現在のMacBook Proは設計上の限界に達しているのを、アップルは痛いほど認識しているのでしょう。

16インチモデルのバッテリーは多くの航空会社の機内持ち込みの限界である100Whまで肥大化していますが、それでも実質3時間程度しか持たないですからね。その上、発熱でクロックダウンするんですから、これは厳しい…。

激減しているモバイル用途。さらにその大部分がiPad Proで補えるようになってきた今、「それならデスクトップMacを選ぼう」という考えは至極真っ当です。

だって、デスクトップMacは、ラップトップに比べて安くて高性能。

現在MacBook Pro 16インチをフルスペックにすると値段は67万8800円(税別)ですが、それだけの値段を出せば、遥かに性能の高いiMacのカスタマイズはもちろん、iMac ProやMac Proだって射程範囲になりますからね。モバイル機会が減っているのなら「そっちの方がコスパ高いやん」と思うのは自然な流れでしょう。

さらにWWDCでApple Silicon発表がありました。今後2年間かけて行われるというインテルからApple Silicon移行への間、どんな製品が出るかこれまで以上に予想できません。今は安定して高性能を発揮できるインテル版のデスクトップMacを使いながら、自分に合ったApple Silicon版Macが出たタイミングで買い換えるのが、得策なのではないでしょうか。

現行のiMac 27インチモデルは、Apple公式ストアのお届け予定日が7月8日以降(6月23日現在)。きっと近いうちにモデルチェンジするはずです。考えてみれば、あの盛り盛りのWWDCの中にiMacを発表する余地はありませんでしたし、Apple Siliconと同時に、インテルを搭載した新型iMacを発表しても話題的にカニバるのは間違いなしですから、WWDCでスルーされたのも結果的には納得です。

ちなみに個人的にApple Silicon版Macに期待したいのは、MacBook Pro。Apple Siliconによる省電力と高性能の両立が大きな影響を与えるMacは間違いなくMacBook Proとなるはずで、「持ち歩けるiMac Pro」のような存在になることを願っています。

その頃には世界が落ち着き、外に出る機会も増えているかもしれないですからね。

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