スマートリングの「OURA」、新型コロナ感染の初期症状かどうか検知できるようになる

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  • author 岡本玄介
スマートリングの「OURA」、新型コロナ感染の初期症状かどうか検知できるようになる
Image: OURA/facebook

ヘルストラッカーだった指輪が超進化。

内側にセンサーを搭載し、装着者の心拍数、活動量、睡眠、体温など毎日の生体データを記録するスマートリングOURAが、新型コロナウイルスの初期症状を検知できるようになりました。

まずはこの指輪がどういうものなのか、プロモーション動画をどうぞ。

Video: OURA/YouTube

生体データからAIが症状を判断

このたび、ウエストバージニア大学(WVU)のロックフェラー神経科学研究所(RNI)とWVUの薬学部、そしてOURAがCOVID-19に感染したときに現れる症状を予測できるシステムを開発した、と公式ブログおよびTechCrunchが伝えています。

発症3日前に予測

いわく、この指輪は発熱、咳、呼吸困難、疲労などの症状から、COVID-19の初期症状が現れる3日前に90%以上の精度でそれがCOVID-19の初期症状かどうか予測できるようになったとのこと。そしてウェストバージニア州の医療従事者たちにこの指輪が配られ、RNIはニューヨークやフィラデルフィアなど全国の病院と提携し、すでに600人以上の医療従事者たちをモニタリングしています。そしてゆくゆくは1万人以上に増やしたいと考えているそうな。

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Image: OURA

アプリにCOVID-19タグが追加

「OURA」はまた、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究協力により、専用アプリに熱、風邪、COVID-19などのタグを使って、自分の状態を定義できるよう改善を行ないました。

アプリはその上で、身体の反応や回復の状態をより適切に追跡できるようになる、と公式サイトで説明されています。なお、COVID-19のタグはユーザーからの要望で追加されたのだそうです。

この指輪は医療機器ではないものの、初期症状を自分でモニタリングできるだけでも、落ち着いて行動ができそうな気がします。

新しいデバイスをゼロから作るのではなく、既存のものを流用した点もスマートですよね。その他のヘルストラッカーも、この動きに追随するでしょうか?

6月12日:タイトルおよび本文を一部修正しました。

Source: YouTube, facebook via OURA (1, 2, 3, 4), TechCrunch

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