ガジェッティーな楽器、大好きよ。
にお伝えした、Teenage engineeringの組み立て式シンセサイザー「pocket operator modular」が、国内でも買えるようになりました! 今後はお店でも実物を見れる機会が増えるかもですね。ワクワク楽しみなのじゃ〜。
自分で組み立てるハンドクラフト的シンセサイザー
「pocket operator modular」は、プラモデルのようにユーザーが自分で組み立てる電子楽器。といってもそう複雑な手順はなく、パネルやケーブルをガイド通りにつないでいくだけです。電子工作と聞くと複雑そうですが、IKEA的な挑み方で問題なし。ハンダも不要ですよ。

名前に入っているmodularというのはモジュラーシンセのことで、ケーブルをつないで音を作っていくちょっとマニアックなシンセのこと。本来のアナログシンセの各部位(モジュール)を好きにつなげられるのが特徴で、縦横無尽、千差万別の音作りが楽しめます。
圧倒的、圧倒的低コスト…!
モジュラーシンセはその性質上、モジュールごとに購入する必要があるため非常に予算のかかる趣味でした。が、「pocket operator modular」は組み立て式&モジュールを一括セットにすることで圧倒的ローコストを実現。モジュラーシンセ最大のハードルである予算(とパーツの選定)を簡略化し、モジュラーシンセ界に新風を巻き起こしたのです。

現在は、豊富なモジュールを備えた「POM-400」、鍵盤搭載で演奏しやすい「POM-170」、シーケンサー付き鍵盤「POM-16」の3モデルがラインナップ。スピーカー内蔵かつ電池駆動で、場所を選ばず演奏できる手軽さも魅力です。見た目もビビッドで気分アガるね〜。
価格は「POM-400」が7万円、「POM-170」が5万7000円、「POM-16」が2万9000円。モジュール単体で7万円とかもザラにありますからね、ほんとに買いやすいお値段です。深淵なるモジュラーシンセの世界が気になってきた人は、先駆者たちの演奏をチェックしてイメージを高めてゆきましょうぞ。
Source: Media Integration, Inc. via ICON, YouTube(1, 2)