暴力を引き起こすコメントは削除なんじゃないの?研究者たちがフェイスブックを批判

  • author Alyse Stanley - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
暴力を引き起こすコメントは削除なんじゃないの?研究者たちがフェイスブックを批判
Image: Drew Angerer/Gettyimages

なぜにトランプの暴力扇動発言は放置なのでしょうか?

先週末、140名のFacebook(フェイスブック)から出資を受けている研究者たちが、トランプ大統領の暴力を焚きつけるような投稿を容認し続けているマーク・ザッカーバーグCEOを非難する声明を出しました。

今回の声明に参加した140名のうち60名は、ハーバード大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校などアメリカを代表する大学機関の教授、そしてノーベル賞受賞者も含まれているとのこと。声明では、「マーク・ザッカーバーグは間違った情報や人に害を与えるような扇情的な投稿に対してより厳しいポリシーを再構築すべきであり、また研究者として、より良い世界を実現するための道を探すことに身を捧げたいと考えています。間違った情報や扇情的なコメントは我々のゴールに反しているため、フェイスブックが取った今回の姿勢について懸念しています」と書かれています。

トランプ大統領の「略奪が始まれば銃撃も始まる」という投稿についてマーク・ザッカーバーグは、デモ参加者に対して警察などが銃撃をすることを容認するという内容ではあるけれど、フェイスブックのポリシーには反していないと述べました。

おかしいですね...。2019年にザッカーバーグ氏は議会聴聞会で「それが政治家であったとしても、暴力を引き起こしたり、身体的危害を起こすリスクがあるコメントは削除します」って発言していましたけどね。

ユタ大学の教授は「マーク・ザッカーバーグ氏に彼の会社をどうマネージすべきかと諭すのは我々の仕事ではありません。ただ、彼の矛盾にせめてもの声をあげたかっただけです」とインタビューで答えています。

ザッカーバーグ氏のトランプ大統領の投稿をスルーする姿勢については、フェイスブックの従業員にまでも非難されていて、社内でバーチャルストライキが行なわれています。それに一応反応を示したザッカーバーグ氏は先週金曜に、具体的なことには触れず、同社のポリシーを再検討するという投稿をしています

    あわせて読みたい