デモ参加者のプライバシーを守る、暗号化メッセージングアプリ

  • author Shoshana Wodinsky - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
デモ参加者のプライバシーを守る、暗号化メッセージングアプリ
Image: Signal

デモ参加者の強い味方。

ジョージ・フロイドさんの事件で、全米各地で連日たくさんのデモ活動がおこなわれています。過激なものから、平和的なものまで色々です。デモ活動に参加する人々が映し出されていますが、参加する際には自分のプライバシーは自分で守らなくてはいけません。

通信内容がエンドツーエンドで暗号化される安全性の高いメッセージングアプリ「Signal(シグナル)」がデモに参加する人の間で人気になのですが、この度最新バージョンで顔をぼかす機能が追加されたと発表がありました。

「今、アメリカは変わらなければならないと我々は信じています。どうやってかはわかりませんが、国を変えようとしている皆さんを支援しようと思います。まずこの2020年、今早急に必要なことは、顔を隠すことですね」と創業者のMoxie Marlinspike氏は話しています。

新しいアップデートは、Signalのユーザーがぼかし機能をタップするとアプリ内のAIが写真の中の顔を自動認識してぼかしを入れてくれるというもの。自動なので、もちろん完璧ではないので自動認識で外れてしまった顔については、ユーザー自身が顔を選択してぼかしを入れることができます。Marlinspike氏は、この工程はクラウドなどを使用せずスマホ内で完結するようになっているため、写真が外部に漏れる可能性を最小に抑えていると話しています。

顔をぼかすことは個人情報を守る最初のステップですが、例えば珍しいタトゥーや服装で個人の特定がされてしまう場合があります。顔や服装以外で気を付けることとしては、写真のメタデータをしっかり消すことですね。

Marlinspike氏によると、Signalのぼかし機能はすでにアプリストアに提出されているとのことで、もうすぐユーザーがアップデートできるようになるとのこと。今はこのようなアプリで、できるだけ自分の身を守りつつ、デモに参加していただきたいですね。

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