サドルが充電池を兼ねる斬新さ。
キックスケーターか? と思うほどタイヤが小さく、絵に描いたメガネのような独特のフレーム。さらにSF映画『トロン』のようなカラーリングの軽量折りたたみeバイク「smacircle S1」が、これからkibidangoで出資金を募り始めます。
片手で持てるサイズに変形
その重量はたったの8.6kgで、たたむと車輪はメガネの丸い穴に収まるので、幅29cm、高さ49cmというテニスラケットくらいのサイズにトランスフォームします。その際は、サドルを兼ねたリチウム電池を取り外し、専用バッグにまとめて持ち運べるようになります。

たたんだ時のコンパクトさがウリの「smacircle S1」ですが、電子制御のスロットルとブレーキと耐パンク性に優れたソリッド・ダンピング・タイヤを装備し、最高時速は20kmと街乗りにピッタリ。またその軽さはハブモーターとカーボン・ファイバーのおかげとなっています。
加えて専用アプリと同期させると、速度や距離、充電残量の表示や、施錠もできちゃいます。こんなに小さくなっても、最近のeバイクと同じでIoT化されていますね。
日本では原チャリ扱い
乗るには原付免許が必要ですが、もし出資したら日本の公道で運転できるようカスタマイズして出荷されるとのこと。ちょっとした移動だけでなく、宅配サービスなどにも良さそうですね。
kibidangoでは1台10万円とあるものの、「smacircle S1」はまだプロジェクトの詳細が固まっていない企画中の「種」とのこと。もしかしたら少し値段が上下するかもしれませんが、大体それくらいの価格帯なのでしょうね。気になる方は「事前登録」しておきましょう。