謎の大富豪は何を買ったのか?
アメリカ時間で火曜日の早朝、どこかの誰かが10億ドル相当のビットコインを別のアドレスに入金し、利用者たちの間で大きな話題となっています。
クジラ現る
Whale alert! 🐋 Someone moved 101,857 BTC ($933M) in block 636,503 https://t.co/sy099uLVBV
— Bitcoin Block Bot (@BtcBlockBot) June 26, 2020
クジラ警報! 誰かがブロック636,503にて101,857BTC(9億3,300万ドル)を動かしました。
これは日本円にすると大体1,000億円という金額。多額のビットコインを動かす人は「Whale(クジラ)」と称されることから、このボットはクジラ警報と言ったのです。
ビットコインはお金の動きを隠せない
ビットコインは、ブロックチェーンの技術でできているため、共有された公開台帳のような形で入出金が記録されます。そしてそのすべてのやり取りは、ネットワーク上にブロードキャストされる、とbitcoinが説明しています。
ビットコインの世界では、こうした巨額の振り込みがたまに起きるそうですが、持ち主の身元がわからない場合もあるため、誰が何の目的でそんな大金を…? と皆が不思議に思い、沸き立つんですね。
一方で、PINコードをなくしたせいで60億円相当のビットコインも失った麻薬の売人も話題になったりして、この電子通貨の世界には、いろんなドラマがありますね。